[記者会見]2025.9.26
平岡アンディが世界獲りを堂々宣言!「KO決着になる」
WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級1位の平岡アンディ(29=大橋)が26日、東京ドームシティ内のblue-ing!(ブルーイング)で行われた記者会見に出席。日本時間11月15日(土)に米フロリダ州マイアミで行われる世界タイトルマッチに向け、力強く意気込みを語った。
挑む相手は現王者ギャリー・アントアン・ラッセル(29=米)。試合の模様はNetflixでライブ配信される。
昨年9月、当時の暫定王者イスマエル・バロッソ(42=ベネズエラ)に勝利して指名挑戦権を獲得してから1年2ヶ月。待望の世界初挑戦がついに決定した。平岡は「絶対にチャンスは来ると信じていた。気持ちが折れることなく練習を続けてきた」と胸を張った。
大橋秀行会長によれば、ラッセルがスーパー王者へ昇格する可能性もあったため、王座決定戦も視野に入れて交渉を進めてきたが、最終的に正規王者ラッセルへの挑戦が正式に決まったという。
マイクを握った平岡は「大橋ジムに来て10年目。世界チャンピオンになるためにここに来た。今はメンタルもフィジカルも最高の状態。相手は好戦的なファイターだが、スピードと総合力で上回りたい」と堂々と宣言。
ラッセルとは2016年に一度対面
ラッセルは2016年リオ五輪に出場したが、その時に平岡がオリンピックセンターにいた際、ラッセルと顔を合わせたことがあると明かし、「時を経て世界戦で戦えることは感慨深い」と語った。
大橋会長は、「アンディを初めて見たのはテレビのバラエティ番組での『泣き虫アンディ』だった。あのアンディがよくここまで来た。スーパーライト級は層が厚い階級だが、米国で獲れば人生が変わる。ラッセルは攻撃力があるが、単調なのでチャンスはある」と王座奪取に期待を込めた。
また「ジムはアンディ、拓真(井上拓真)、尚弥(井上尚弥)と世界戦が続く。ジム一丸で戦う」と力を込めた。
父でありトレーナーのジャスティス・コジョ氏も「スーパーライト級で世界戦を決めるのは難しかったが、ようやく決まった。向こうに行って帰ってくるだけではなく、ベルトを持って帰ってくる」と決意を示した。
「アンディが運転手で相手が車」
さらに「勝利の鍵は?」と問われると「アンディが運転手で、相手は車。それだけだ」と断言。息子が試合を完全にコントロールすると言い切った。
平岡は「12ラウンド動き続ける。どこかで打ち合いも出てくるのでエキサイティングになる。KOは必然。どちらかが倒れる試合になる」とKO決着を約束。
9月に名古屋で観戦した井上尚弥の試合から大きな刺激を受けたと明かし、「同じ11月に世界戦に挑む拓真さんからも『頑張ろうぜ!』と声をかけられた」と語った。
勝利すれば、日本人としては平仲明信氏以来、約34年ぶりとなるスーパーライト級世界王者の誕生となる。平岡は「そのことも頭の片隅にある。必ず快挙を成し遂げたい」と力強く言い切った。
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