[オンライン会見]2025.9.24
ルイス・ネリが中谷潤人との対戦を熱望!
SAIKOU×LUSHプロモーションは24日、オンライン会見を開き、元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(30=メキシコ)が10月26日(日)、キルギス・ビシュケクアリーナで開催される「SAIKOU×LUSH vol.3」に出場すると発表した。
ネリはフェザー級10回戦でWBCアジア同級王者サタポーン・サアット(22=タイ)と対戦する。試合の模様はABEMAで生中継される。
サタポーン・サアット(タイ)と対戦
会見でネリは、前WBC・IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27=M.T)との対戦を熱望。「中谷に勝つ自信がある。チャンスがあればぜひやってみたい」と言い切った。
中谷の名前を公の場で口にしたのはこれが初めて。理由については、「同じサウスポーで、中谷はやりやすいスタイル」と説明した。
井上尚弥vs中谷潤人は中谷の勝利を予想
さらに来年5月に東京ドームで計画されている井上尚弥(32=大橋)vs中谷戦についても言及。「私とカルデナス(ラモン・カルデナス=米)はダウンを奪ったが、井上はリーチが長いフックを得意とするタイプを苦手にしているのではないか。中谷も身長が高くリーチがあるので、噛み合えば勝てる」と中谷有利を予想した。
今回、ネリはSAIKOU×LUSHプロモーションと5試合契約を締結。「提示額に納得した。亀田は信頼できるプロモーター」と語り、まずは目前のサタポーン戦へ集中する。「相手は自分よりキャリアも力も劣るが、油断せずに戦う」と闘志を示した。
SAIKOU×LUSHプロモーションと5試合契約を締結
今後の展望については「スーパーバンタム級がベストだが、今は井上が4本のベルトを独占しているのでハードルが高い。まずはフェザー級で王者になり、その後に再びスーパーバンタムを狙いたい」とプランを掲げた。
一方で、井上との再戦も諦めてはいない。「偉大なチャンピオンで強かった」とリスペクトを口にしながらも、「前回はコーナー際でのミスを悔やんでいる。フェザー級でベルトを獲れば、再戦のチャンスが欲しい。ただ、日本は遠くて食事も合わずコンディションが作りにくかったので、日本ではやりたくない。米国かメキシコ、ヨーロッパがいい」と会場条件を明かした。
前日(10月25日)にはジョンリエル・カシメロ(36=比)と亀田京之介(26=MR)が激突。両者ともネリ戦を希望しているが、ネリは、「京之介の方が若くてスピードがあるのでKOすると思う」と亀田の勝利を予想、その上で「京之介には一度勝っているので興味がない。自分はもっとビッグマッチをやりたい」と一蹴した。
亀田興毅ファウンダーは、「サタポーンのように勢いのある若手にどれだけ対応できるか。今後の可能性を見極めたい。彼が望む大きな舞台を用意したい」と語り、ネリの次戦が大きな試金石になることを強調した。
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