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[表彰式]2025.9.21

IBFが重岡優大を名誉チャンピオンに認定

IBFが重岡優大を名誉チャンピオンに認定

 IBF(国際ボクシング連盟)特別チャンピオンベルトの授与式が21日、熊本県のイオンモール宇城で開催された「JBC/WBC CARES JAPAN」で執り行われ、前WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級世界王者の重岡優大氏が表彰された。

 重岡優大氏は、弟で前IBF同級世界王者の重岡銀次朗氏が今年5月に行われた世界戦後に開頭手術を受け、現在リハビリ生活を送っていることから、サポートのために選手を引退。その決断と行動をIBFが称えた。

 同会場では「重岡銀次朗応援募金」が設立され、ゲストの具志堅用高氏がチャリティサイン会を実施。収益金はすべて寄付される。


銀次朗を忘れないであげて欲しい!
 引退後、初めて公の場に立った重岡は、渡されたIBFのベルトを手にし「弟のニュースで僕達兄弟を知る方も多くいらっしゃると思うけど、僕達兄弟は小学校からずっと二人で世界チャンピオンになろうという夢を目標にして叶えて来ました。だけど、弟は誰も想像していなかった結果で皆さんに心配をかける事になってしまった」と振り返ると「だけど弟は今回復傾向にありますし、口から食事も出来るようになっている。これから喋れるようになるし、歩けるようにもなる。僕が思うのは、弟の銀次朗のことを忘れないであげて欲しい。弟が皆さんに会うことが出来る場所を作るのが今の夢です」と、地元熊本の観客に思いを伝えた。
弟がいたからこそ
 インタビューにも応えた重岡は「現役時代に手にすることがなかったベルトですし、光栄に思います。明日、弟に見せに行きたいと思います」と話すと「弟の事故の後は目を覚まさないかもしれないとも言われて、食べれないし、寝れないし、今までで一番しんどかった」と振り返ったが「周りの皆様の応援とサポートのおかげで弟を信じることが出来た。1日3食の内、2食は口から食べられている。自分が病室に入ったのが分かると、手を上げて反応してくれるようにもなった。一喜一憂しながらになるかもしれないが、これからもサポートしたい」と心境を語った。
これからも二人で乗り越えて行く
「2人とも夢の途中となってしまったが、僕は弟がいたから厳しい練習でもやってこれた、それは銀も同じだと思う。2人でなければ、、、」と言葉に詰まった。「これまで辛いことも2人で乗り越えて来た。だから、これからも2人で乗り越えて行きたい」と決意を語り「銀が、ボクシングをやっていたことを後悔させたくない。ボクシングで出会ってきた人達にもう一度再会出来る場所を作りたい。自分の夢が前倒しになる形となるが、カフェをオープンさせたい。弟の場所を作りたい。」と新たな目標を語った。
カフェの名前は「東雲(しののめ)カフェ」
「オープンを目標にしているカフェの名前は前から決めていました。初めてお伝えします」と前置きした重岡は「名前は東雲(しののめ)カフェです。僕達は目の前が真っ暗になってしまった時があった。だけど、そんな中でも光が射し込むような。だんだん朝陽が明るく照らすような、来ていただいた皆様にも明るくなれる場所にしたいといった思いを込めました」。「一番最初に弟にも伝えたら、しっかりと握り返して応えてくれた。自家焙煎の新鮮なコーヒーを出すために勉強中。ロードワークの代わりに本を読んでいて、熊本の生活に溶け込んで愛されるカフェにしたい。気軽に僕達と交流して、ボクシング、熊本、カフェ全てが繋げられる場所にしたい」としっかりとした目で語った。
IBF特別ベルト

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