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つくばカピオで20日、「ダイナミックヤングファイト in つくば」が開催された。全6試合が行われる中、地元選手の活躍に会場は大きな声援に包まれ、メインイベントのライト級4回戦では、和地琉ニ(21=土浦)とデビュー戦の雨宮宇宙(20=渡嘉敷)が初勝利を懸けて激闘を繰り広げた。
3度目の正直で勝利を掴み取りたい和地と、デビュー戦を勝利で飾りたい雨宮の、どちらに勝利の女神は微笑んだのか。

初回から雨宮が鋭いジャブとワンツーで主導権を握り、和地は距離を詰めてボディ攻撃で応戦。中盤は、和地が前に出てプレッシャーをかけたが、雨宮は冷静に距離を保ち、キレのあるパンチを差し込んだ。最終回も互いに持ち味を発揮した攻防となり、判定へ。終始、有効打を積み重ねた雨宮がデビュー戦を判定勝ちで飾った。

試合後、控え室で雨宮は「応援してくれた方々に恩を報いることができて嬉しい」と感謝を述べ、「思ったよりリラックスして、作戦通りに運べた。相手が自分のカウンターを警戒してくれたことが勝因かな」と試合を振り返った。さらに「今のままじゃ高い目標は言えない。一戦一戦を着実に勝っていきたい」と引き締まった表情で語り、今後を見据えた。

一方、黒星を喫した和地は「応援してくれた周りの方々に感謝したい」と話し、「手数が出ず、やりきれない気持ち。もっと距離や反応を見てパンチを出し、至近距離に持ち込むべきだった」と悔しさをにじませた。最後に「一度しっかりと考え直し、メンタル面を鍛えて再起に向けて頑張りたい」と力強く語り、再起を誓った。

熱戦を制し、デビュー戦をTKO勝利で飾った大谷真生(25=土浦)は「1ラウンド目に、ガンガンに攻め込まれ『まずい』と思ったが、2ラウンド目以降からインファイトに切り替えたことで、自分のペースに持ち込むことができた。最後のパンチは感触はなかったが、レフェリーが止めてくれて安心した」と振り返った。続けて「パンチをもらいすぎたので、ディフェンスを見つめ直し、次戦は綺麗な顔で勝ちたい。会長に組んでもらった試合をしていく」と反省を口にすると、次戦への意気込みを語った。




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