[試合後談話]2025.8.11
日本ランカー福井貫太が覚悟のリング

日本スーパーフェザー級11位の福井貫太(31=石田)が11日、エディオンナリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)で開催された「CRASH BOXING vol.35」のセミファイナルに出場。スーパーフェザー級8回戦で酒本龍一(25=VADY)と拳を交えた。
興行開始前に、8月2日(土)の試合でリング渦により亡くなった神足茂利さん(享年28歳)、浦川大将さん(享年28)へ1分間の黙禱が捧げられた。会場内は、しめやかな空気に包まれた。
福井は2回に右ショートでダウンを奪い、ペースを掌握。その後は強引に前に出る酒本に対し、福井は右クロス、左ボディで迎え撃ちポイントを連取。ジャブからじっくりと攻めて、最後まで主導権を渡さなかった。
日本ランカーとしての力を示した福井は、「前回の試合は攻め急いで倒されたので、ジャブから組み立てることがテーマだった。グラつかせてもじっくりと攻めて、勝ちを優先した。悪い流れを止めることができて良かった」と連敗脱出に安堵の表情を浮かべた。
昨年8月に日本チャンピオンの奈良井翼(25=RK蒲田)、そして今年4月には大谷新星(24=真正)に敗れる中、「勝ち星がつかなくてしんどかったが、周りの応援が支えになった」と再び立ち上がった。
今後の目標を聞かれた福井は「年内にあと1試合できれば。マッチメークは会長に任せて、自分がやるべきことをやる。どんな試合が来てもいいように気を張っていく」と拳を握りしめた。
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