試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
米国・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで日本時間の27日、トップランク社とESPNの契約最終興行が開催された。WBO世界スーパーウェルター級王座決定戦では、同級1位のザンダー・ザヤス(22=プエルトリコ)が、同2位のホルへ・ガルシア・ペレス(28=メキシコ)と対戦した。
セミファイナルでは、WBC世界フェザー級暫定王座決定戦として、同級1位のブルース・カーリントン(28=米)と、同11位のマテウス・ハイタ(27=ナミビア)が拳を交えた。

試合は、序盤からザヤスがフットワークとボディと顔面へのコンビネーションで優勢に進めれば、ガルシアは好戦的に左右のフックを強振して、食い下がった。ガルシアの動きに陰りが見え始めた中盤、ザヤスはボディ打ちを軸に、リズムをキープ。巧みなサイドステップから右ストレートや左フックを的確にヒットさせた。最終回、ガルシアは逆転を狙い前に出たが、ザヤスは最後まで集中して攻撃をかわしつつ反撃、終了のゴングが鳴った。
判定は3-0(119-109、118-110、116-112)でザヤスが新王者に輝いた。22戦全勝の若きプエルトリカンのニュースターに今後期待が高まる。

初回から、キャリントンはスピードとテクニックを活かして主導権を握り、ジャブとボディを効果的に使ったコンビネーションでペースを支配。ヘイタも随所で鋭い右ストレートやアッパーを返す場面があったが、ヒット数・精度ともにキャリントンが上回った。中盤以降もキャリントンは上下に散らす多彩なパンチを軸に、アウトボクシングを展開し、終始試合をコントロール。ハイタは終盤に逆転を狙ったものの、キャリントンのフットワークとカウンターに阻まれ、有効打を奪えないまま12ラウンド終了を迎えた。
判定は3-0(120-108、119-109、119-109)でキャリントンを支持。無敗のままキャリア16連勝とし、暫定ながら念願の世界タイトルを手にした。




スゴ得版ボクモバで見る







