[試合後談話]2025.7.20
森口山都が和歌山で元世界ランカーと激突!

日本バンタム級7位の森口山都(21=クラトキ)が20日、和歌山ビッグウエーブで開催された「第29回 紀の国 KOボクシング」のメインイベントに出場。スーパーフライ級8回戦でOPBF東洋太平洋フライ級9位のローレンス・ドゥアムAG(26=比)と対戦した。
3年ぶりに地元和歌山のリングに上がった森口は、元世界ランカーを相手に存在感をアピールすることはできたのか?
序盤、森口はサウスポー・ローレンスの変則的な左ストレートを距離で外すと右ボディストレートを好打。ペースを掴みかけたが、3回に左ショートを浴びてダウン。再開後、ローレンスはチャンスとばかりに連打を浴びせると森口のダメージの深さを考慮したレフェリーが割って入った。
11戦目で初黒星を喫した森口は、「相手の左もよく見えてイケると思ったが、避けた方向にもらってしまった。一発で終わってしまった。自分が弱かった」と悔しさを滲ませながら気丈に振り返ると、「また頑張ります」と巻き返しを誓った。
元世界ランカーの実力を証明したローレンスは、「ハッピーな気分。相手は良い選手だったが、左がしっかりと顎に入った。ラッキーだったよ」と喜ぶと、「飯村とリマッチがしたい」と、今年1月にOPBF東洋太平洋王座を争った飯村樹輝弥(27=角海老宝石)との再戦を熱望した。
クラトキジムの原田哲也会長は、「森口はまだキャリアが浅くボクシングが正直だったね。この敗戦を糧に這い上がってほしい」と和歌山の星の復活に期待を寄せた。
第2試合、西日本新人王フェザー級準決勝4回戦では、村山浩(24=クラトキ)と小出達也(32=倉敷守安)が激突。村山が2回に右ショートでダウンをゲット。逆転に闘志を燃やす小出と真っ向勝負すると4回に左フックでダウンを追加してパンチをまとめてフィニッシュした。
激戦を制した村山は、「打ち終わりを狙う中で、序盤はやりにくかったが、3ラウンドから出てきてくれたので戦いやすくなった。地元でKO勝ちができて良かった」と白い歯を見せた。
次戦は西日本新人王決勝戦
次戦は9月14日(日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われる決勝戦のリングに上がる。村山は「もっと盛り上げてフェザー級には村山がいることをアピールしたい」と言葉に力を込めた。
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