5月度月間賞表彰式

　MVP(最優秀選手賞)を受賞したWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者の村田昴(28=帝拳)は、「2月の試合に続き、MVPに選ばれて光栄。次戦も課題を克服して、レベルアップした姿を見せたい」と、さらなる飛躍を誓った。

　村田は、5月20日(火)、元世界王者の小國以載(37=角海老宝石)に6回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功。パーフェクトレコードを更新中の村田から目が離せない。

　敢闘賞に選ばれたOPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ライト級王者の宇津木秀(31=ワタナベ)は、「これからも一戦一戦、面白い試合をして、世界を目指す」と抱負を語った。

　宇津木は、5月27日(火)、挑戦者のアケテリエティ・イェレジャン(26=中国)に5回KO勝ちし、王座防衛を果たした。ライバルの三代大訓(30=横浜光)が、6月15日(日)、ニューヨークでIBF(国際ボクシング連盟)ライト級挑戦者決定戦に出場。その試合を見て、大いに刺激を受けたに違いない。

　新鋭賞を受賞した日本スーパーライト級5位の川村英吉(25=角海老宝石)は「このような賞をもらってうれしい。次戦もしっかりと頑張ります」と語った。

　川村は5月3日(土)、元日本王者の藤田炎村(30=横浜光)に3回TKO勝ちした試合が評価された。2023年に全日本新人王を獲得してから着実に成長を遂げている川村が、スーパーライト級で頂点を目指す。