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[試合後談話]2025.6.29

北九州でぶつかり合った男たちの意地!

北九州でぶつかり合った男たちの意地!

 折尾ジム主催の「ORIO BOXING FIGHT vol.15」が29日、ホテルクラウンパレス北九州で開催され、全13試合の熱戦に会場が沸いた。

 メインイベント51.5kg契約8回戦では、初のメインイベンターに抜擢された吉田拓也(27=折尾)が椎名善聴(31=FLARE山上)を迎えて対戦。

 セミファイナル62.5kg契約4回戦では、ベジータ石川(38=折尾)と山口拓也(39=W日立)が連敗脱出を目指して火花を散らした。
吉田拓也(折尾)が判定勝利
 序盤からジャブを突いて立ち回った吉田がプレスをかける椎名を空転させ、要所でポイントをメイク。ボディワークも駆使した総力戦で、距離を徹底的に管理した吉田がゴールテープを切った。
「作戦を遂行した」
 吉田は開口一番、「相手がファイターなのは分かっていたので、右カウンターを常に狙いつつ、作戦を遂行することに集中した」と、試合が決まってからセコンドと練っていた作戦がハマったことに触れた。

 「相手によってボクシングを変えて対応できるようにしている。今回は足が止まったらダメだと思って、とにかく走り込みでスタミナを強化して臨んだ」と、試合に向けた熱意を明かした。「メインは初めてで、期待と緊張があった。勝ってイベントを締めることができてうれしい」と語ると、「目の前の目標一つひとつを見据えて成長したい」と締めくくった。
「空回りさせられた」
 一方、椎名は「相手の作戦にハマってしまった。得意な距離に持ち込ませてくれなかった」と、フラストレーションをにじませた。3回に負ったカットについては「傷はラウンド中に止めてくれた」とセコンドとの連携を語りつつ、「カウンターを意識し過ぎて、どちらも後手を狙った展開になってしまった。今回のような内容を持ち越さないようにしないといけない。しっかりと修正していかないと」と前を見据えた。
負け越した男たちの意地
 セミファイナルでは、互いに勝ち星を渇望するベジータ石川と山口が真っ向からぶつかり合った。初回からサウスポー石川が左ストレートで芯を捕らえれば、山口も豪快なフックを振り抜く打撃戦。互いに譲らない打ち合いを繰り広げるが、2回に入ってから起きた偶然のバッティングで、山口が左頭部を負傷。最終回を迎えてすぐに負傷判定へと持ち込まれた。結果は、優勢にパンチを集めた石川が勝利。長いトンネルを抜けた。
「思うボクシングができた」
 12年ぶりに日本での試合で勝ち星を観客に見せた石川は「ようやく勝てた。20回も立ち上がらせてくれて、応援してくれた皆さんに感謝しかない」と語り、「人生を見つめる時もあった。だけど、負けたままで終わりたくなかった。最後の勝ち星で、ようやくホッとできた。引退します」と、グローブを置くことに覚悟を決めた。

日本での勝利は12年ぶり

 「良い左ストレートの感触があった、思うボクシングができました」と笑顔で振り返った。

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