[前日計量]2025.6.29
関根幸太朗vs富岡樹! 生き残りをかけたスーパーライト級対決!
日本スーパーライト級3位の関根幸太朗(27=ワタナベ)とWBOオリエンタル同級王者で日本同級10位の富岡樹(28=角海老宝石)が29日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨み、両者とも200gアンダーの63.3sでパスした。
試合は、明日(30日)、後楽園ホールで開催される「WLD vol.2」のメインイベント、スーパーライト級8回戦で行われ、配信プラットフォーム「Travel TV」でライブ配信される。
Wワタナベジム・Lラッシュ・Dダンガンによる新しいボクシングシーズン「WLD」の第2回大会の開催を記念して、試合当日の来場者には、記念のミニチュアグローブがプレゼントされる。※数に限りがあります。
「格好つけました」と照れ笑いを浮かべた関根は、プロ入り後初めて金髪に染めて試合に臨む。昨年10月の日本王座挑戦者決定戦以来の再起戦に向けて、「負けたにも理由がある。ディフェンス面や集中力など全部弱点を強化してきた」と語った。
アマチュア時代に一度対戦して敗れている富岡については、「ジャブだけが上手い選手。でも、俺の方が上手いですよ」と自信を示すと、「アマの時とは違う。絶対に倒す。それしか考えていない」とKO決着を約束した。
富岡は、昨年12月に韓国でWBOオリエンタル王座に挑戦し戴冠。「敵地で獲ったのは自信につながった」と振り返った。
2022年6月に当時の日本ライト級王者の宇津木秀(31=ワタナベ)に挑戦し8回TKO負け。一度ボクシングから完全に離れていたものの、「4連敗して、このまま負けたままで逃げっぱなしで終わるのは嫌だ」と奮起。復帰後は引き分けを挟み4連勝中で、「復帰する前より今の方が確実に強い」と自信を深めている。
関根の印象を聞かれた富岡は、「パンチは強いが想定通り」と冷静に話すと、「引退した時に良いキャリアだったと言えるように日本タイトルを獲りたい。そのために一戦必勝」と意気込みを語った。
写真撮影後は、お互いに目を合わせることなく決戦に向けて静かに闘志を燃やしていた。ハードパンチャー関根と華麗なアウトボクシングに定評がある富岡のマッチアップ。勝った方がタイトル戦に大きく近づくのは間違いない!
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