ノーマンvs佐々木尽のアンダーカード速報中!

　東日本新人王ライト級予選で山口聖矢(大橋)は、木内凌祐(セレス)からダウンを奪って判定勝利を挙げた。

　試合後、会見場に姿を見せた山口は「勝てて良かった。ずっと練習してきた左でダウンを取れて嬉しいです」と話すと、「(木内が)右を警戒していたのか、自分としては、やりやすさもありました。(井上)尚弥に日頃からパンチをコンパクトに出せと言われていたので、そこは意識しました。(井上)慎吾さんに言われている“左の返し”も、もっと意識したい」と試合を振り返った。

　次戦については「自分はまだ戦歴が浅い。目の前の試合を1戦1勝。勝ってから次を考える」と話した。最後に、「サッカーをやってた頃は、ボクシングは個人競技だと思ってたけど、最近は、周りの方々に支えられてできる競技だと感じている。近くに一番の手本(井上尚弥)がいて、ボクシングが楽しいです」と穏やかな表情で語り、会見を終えた。

　OPBFスーパーバンタム級ランカーのラン・コウコウ(中国)を相手に、初回からペースを握った大橋蓮(大橋)が、5回に連打をまとめて、レフェリーストップを呼び込んだ。

　大橋は試合後、穏やかな表情で会見場に現れると「しっかりKOで勝てたことは良かった。ジワジワとダメージを与えていく展開を意識していたので、その形にはなったと思いますが、もっとパンチをまとめられたはず。不完全燃焼です」と、試合を振り返りった。

　今後の目標について問われると「もちろん、倒してKOで勝ちたい。でもプロの世界はそう簡単じゃない。長いラウンドでも戦えて、倒せるボクサーを目指す。もっと強くなって、何かしらのタイトルに挑みたいです」と、自身の成長と今後の展望を笑顔で語った。