ライト級王者の宇津木秀の防衛戦が決定!

　宇津木は、昨年11月に保田克也(大橋→引退)との王座統一戦でダウン応酬の大激戦の末、6回TKO勝ちで2冠王者に輝いた。世界ランキングにも名を連ねており、ここはしっかりと内容を見せたいところだ。

　ボクシングモバイルの取材に応じた宇津木は、アケテリエティについて「正統派なボクサーで、フットワークを上手く使いながら、相手の嫌なポイントを狙ってくる印象があります。重いクラスから下げてくるから、身体やパンチなどは強いと思うので警戒しています。前戦では激闘を繰り広げてしまったので、今回は相手どうこうではなく、自分との戦いだと思っています。初心に戻り、丁寧にボクシングをして圧倒的に勝ち、世界で通用するというところを見せたい」とコメントを寄せて、必勝を誓った。

　挑戦者のアケテリエティは、2023年5月に来日し、スコーピオン金太郎(三谷大和)にTKO勝ち。今年2月には、元世界ランカーでカシミジムに所属していたゼネシス・セルバニア(フィリピン)に10回TKO勝ちし、WBOオリエンタル・ウェルター級王座を獲得している。