[試合後談話]2025.4.20
関西のミニマム級に逸材発見!

アマチュア国体3位の実績を持つ岡崎寿輝(23=VADY)が20日、神戸芸術センターで開催された「SENRIMA SUPER FIGHT.72」ミニマム級6回戦で、アディーブ・ムアンチャルン(18=タイ)と対戦した。若手選手育成に定評があるVADYジム期待の新星・岡崎が、神戸の地で魅せた!
岡崎はゆったりとした構えで、相手の攻撃を見切ると、左ボディから左フックでダウンを先取。再開後、強烈な左ボディでムアンチャルンをキャンバスに沈めた。
わずか2分で決着をつけた岡崎は「パンチが伸びてきたので、少しびっくりしたが、足で外して左ボディで決めることができた。練習通りの動き。とりあえず勝つことができてホッとしている」と笑顔を見せた。この日、駆け付けた120人の応援団の期待に応えた。
同い年で同門の松本海聖(23)が3月1日(土)、日本バンタム級王者の増田陸(27=帝拳)に挑戦。敗れはしたものの、ポテンシャルの高さを見せて存在感をアピールした。後楽園ホールで観戦した岡崎は「親友が先にタイトルマッチをしているのを見て、悔しかった」と胸の内を明かすと、「プロになって、やっとスタートラインに立った。早くライバルと言われるようになるべく勝ち続けたい。まずは、ミニマム級でランキング入りを目指す」と抱負を語った。
先日、プロテストに合格したアマ8冠の荒竹一真(22=大橋)をはじめ、ミニマム級が面白くなってきた。神戸の岡崎寿輝の名前を覚えておいて損はないはずだ。
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