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[試合後談話]2025.4.18

日本のボクシングの未来は明るい!

 第82回東日本新人王予選が18日、後楽園ホールで開催され、全7試合で熱戦が繰り広げられた。この日、ボクシングの聖地に隣接する東京ドームホテルでは、今のボクシング人気を象徴するようなビッグマッチの発表があった。WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の中谷潤人(27=M.T)とIBF(国際ボクシング連盟)同級王者の西田凌佑(28=六島)による王座統一戦だ。この発表に感化されたのか、東日本新人王予選は開幕したばかりだが、プロ叩き上げの新人ボクサーたちが頂点を目指して奮闘した。

 第7試合スーパーフェザー級で対戦した保木井樹(27=FUNABASHI)と小橋フウラ(24=宮田)の一戦は、649人の観客の心を鷲掴みにした。
保木井樹(FUNABASHI)が激戦を制した
 開始早々、小橋が上下に打ち分け攻勢。最初は後手に回った保木井だが、ガードで被弾を最小限に抑えつつ、左ボディで逆転への布石を作った。3回に入ると、保木井は右ボディで動きを止めると、ロープに詰めて左ボディでダウンを奪う展開に。再開後、パンチをまとめて終わらせにかかったが、小橋は驚異の粘りを見せて、必死の抵抗。タイトルマッチのような大歓声が沸き起こる中、両者とも最後まで手数を出し合う、激しい戦いとなった。
「根性と経験で勝つことができた」
 新人王初戦を突破した保木井は、「想定外の動きに対応に追われたが、ボディが効いているのがわかった。本当に強い相手だったが、根性と経験でなんとか勝つことができた。一番最後の試合だったので、(会場を)盛り上げたかったし、期待に応えることができてうれしい」と大粒の汗を拭いながら、笑顔を見せた。

小橋選手の想いを背負って勝ち続けたい

 コロナ渦で家にいる時間が増えた際に、ボクシングの人気アニメ「はじめの一歩」を見て興味を持ち、23歳でダイエット目的でジムに入会。その後、ボクシングの魅力にハマり、25歳でプロテストに合格した。45人の応援団の支えを受けて勝利した保木井は、「小橋選手の想いも背負って、このまま勝ち続けていきたい」と拳を握りしめた。
FUNABASHI E-BOX GYM
 FUNABASHI E-BOX GYMの遠藤一充会長(写真左から3番目)は、「初回を踏ん張れたので、『ここからはお前の時間だぞ』と言って送り出した。保木井らしい気持ちを出したボクシングだった」と褒めたたえた。
小橋も最後まで諦めなかった!
 一方、敗れた小橋は、最後まで全力で戦った姿勢を示した。「初回から倒す気満々だったが、気持ちで押されてしまった。ダウンしたが絶対に負けたくないと思いながら戦った」と振り返った。

 3年前から近所の宮田ジムに入門した小橋は、ボクシングと同時にキッチンカーのオーナーとしてクレープを売っている。キッチンカーで出会ったお客さんも、彼の試合を観戦するためチケットを購入して来てくれたという。小橋は「期待に応えることができなかった」と悔しさをにじませながらも、「次は絶対に勝ちます!」と前を向いた。

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