[囲み取材]2025.3.29
兄弟同時世界王者へ! 力石政法が兄・矢吹正道から最高のバトンを受け取った!
矢吹正道(32=LUSH緑)がIBF(国際ボクシング連盟)世界フライ級新チャンピオンに輝いた29日の試合直後、弟で5月28日(水)に横浜BUNTAIで、IBFスーパーフェザー級王座をかけてエドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)と対戦する力石政法(30=大橋)が取材に応じ、勝利のバトンをしっかりと受け取れたことを喜んだ。
兄の戴冠劇を見届けた力石は、「右を振るとリスクが大きいので、ジャブとカウンターを徹底させて、ラスト30秒だけ攻めるようにアドバイスをした。判定でもいいから勝ってほしいと思った。ただ、12ラウンドが始まる前に『いけ!』と鼓舞した。12ラウンドに仕留めたのは、さすが」と感想を語った。
ランキング1位のエドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)とのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を控えており、刺激を受けたのは言うまでもない。リング上で「兄がこんなにすごい勝ち方をしてくれて、兄よりもすごい勝ち方をしないといけない。兄は12ラウンドでKO勝ちしたが、僕は1分で倒す。兄弟同時世界王者にも王手をかけた」とアピールし、会場を盛り上げた。
その後の囲み取材で「半分本気で、半分はジョーク」と、1分でのKOについて語り、「良い刺激をもらった。僕が勝てば、すべてが上手くいく」と決意を口にした。
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