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愛知県国際展示場で29日、矢吹正道(32=緑)のIBF世界フライ級タイトル挑戦をメインとする「3150 × LUSHBOMU VOL.4」のアンダーカードで、フェザー級8回戦が行われ、同級日本6位・WBO-AP7位の岡本恭佑(21=HKスポーツ)が、OPBF同級6位のマイケル・ダスマリナス(比)と対戦した。
ダスマリナスの名前を聞いて、ピンと来た人も多いはず。ダスマリナスは、バンタム級時代の2021年6月20日、米国ラスベガスで、当時のWBA・IBF統一王者の井上尚弥(31=大橋)に挑戦した経験もある実力者。ベガス決戦からは4年が経過し、階級も2つ上げているが、現在6連勝中で、41戦36勝(25KO)3敗(2KO)2分の戦績を積み上げてきたベテラン選手。日本の若武者がどこまで出来るか、注目を集めた。

右ストレート一発!
サウスポーのダスマリナスが積極的に前で勝負を仕掛けたのに対して、岡本は右ボディストレートでスペースを作った。試合が決まったのは5回、一進一退の攻防戦から、岡本の右ストレートがカウンターで入って勝負あり。前のめりに倒れたダスマリナスを見て、レフェリーが試合を止めた。5ラウンド1分18秒TKO決着。

岡本恭佑(HKスポーツ)
試合後、控え室に戻った岡本は、「思うようにさせてもらえなかった。こんなに前に出てくると思わなかった。最後の右ストレートは、狙ったわけではなく自然に出た。今日の試合内容には満足してない」と振り返り、「日本王座に絡んでいけたら」と、日本タイトルに強い関心を示した。

マイケル・ダスマリナス(比)
一方、気落ちして控え室に戻ったダスマリナスは、「ボディを攻めて、いい感じだったが、最後の右は見えなかった」と、自身のペースで試合が進む中で、カウンターを喰らって敗れたことを悔やんだ。

5ラウンド1分18秒TKO

日本タイトルに興味あり。