[祝賀会]2025.2.16
進光ボクシングジム創設60周年記念祝賀会

大阪の老舗・進光ボクシングジムが16日、都シティ大阪天王寺で創設60周年記念祝賀会を開催、80名の参加者が出席した。1965年に大阪市生野区で「新光ジム」として創設後、1985年に中村尚秀氏が3代目の会長に就任し、「進光ジム」に改名、60年の歴史を誇る中、これまでに3名のチャンピオンを輩出した。
進光ジムの中村尚秀会長は、「ここまでいろいろなことがあり苦労もあったが、無事に60周年を迎えることができた。今後は、室田(室田拡夢=A級ボクサー)を日本チャンピオンに育てていきたい。これからも進光ジムをよろしくお願いします」と挨拶した。
祝賀会には、進光ジム所属選手として元日本スーパーウェルター級1位まで上り詰めた漫才師「トミーズ」のトミーズ雅さんが来賓し、ユーモアを交えつつ熱いトークで会場を盛り上げた。
進光ジムからは、日本ウェルター級王者の串木野純也氏、元日本スーパーライト級王者の桑田弘氏、日本・OPBF東洋太平洋ミドル級王者の鈴木哲也氏(進光→六島)の3名のチャンピオンが誕生した。
マイクを握った串木野氏は、「18歳で宮崎のジムから進光ジムに移籍させてもらい、倒すコツを教えてもらったおかげで、10連続KO防衛できた。会長が何度も挑戦させてくれておかげです。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを言葉にした。
串木野氏は7度目のタイトル挑戦で日本タイトルを獲得、10連続KO防衛を含む13度の防衛に成功した。10試合連続KO防衛はいまだに破られていない。
A級ボクサーとして活動する室田拡夢(29)は、「まずは年内にランキング入りすること。年齢的にも早くタイトルを獲りたい。今は選手が少ないので、自分がチャンピオンになることでジムを盛り上げていきたい」と、ジム頭としての自覚を示した。
祝賀会は、進光ジムOBや選手、関係者、練習生が参加し、温かさを感じさせる素晴らしい会だった。
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