WBOスーパーライト級暫定王座決定戦カテラルvsバルボサ

　マッチルーム・ボクシング社主催 のWBO世界スーパーライト級暫定王座決定戦が日本時間の16日、英国・マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで開催され、それぞれに元世界王者達とのサバイバル戦を勝ち上がってきた、同級1位のアーノルド・バルボサJr(33=米)と同級2位のジャック・カテラル(31=英)が対戦した。

　サウスポーのカテラルが、L字に構えて様子を見れば、バルボサも体を揺らして上下にパンチを散らして、序盤はお互いに相手の出方を探り合った。6回、カテラルが左カウンターを当てたが、有効打は続かず、中盤に入ってもジャッジ泣かせのラウンドが進んだ。

　拮抗する戦いは終盤戦に突入、10回の終了間際にカテラルが左ボディストレートを当ててバルボサがダウンするも、レフェリーは前足がかかったとスリップと判断。最後までハイレベルな駆け引きが続くも、盛り上がりに欠けたまま終了した。

　判定2-1(115-113,115-113,113-115)で、バルボサが暫定王座に就いた。