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WBO世界女子スーパーフライ級チャンピオンの晝田瑞希(28=三迫)が28日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で凱旋会見を開き、初めて行った米国での試合で、3度目の王座防衛戦に成功したことを報告した。
凱旋会見で晝田は、「初めてのことだらけで、勉強になったし、手応えもあった。素晴らしいアメリカデビューになった」と目を輝かせ、「試合を見てくれたお客様さんからは、沢山のアンサーがあった。試合だけではなく、コスチュームも含めて、これまでやって来たことが間違ってなかったと思えた」と、試合の入場から試合後まで大いに盛り上がっていたアメリカのファンの反応に、大きな手応えを掴んだ。
米国のプロモーターからは、試合をライブ配信したUFCファイトパスへのアクセスに関して、「日本からも多かった」との報告を受けたことを明かし、改めて、日本のファンにも感謝の気持ちを伝えた。
今回の米国戦に伴い、米国でもチームが結成されたことを報告した晝田は、そのチームに加わった加藤健太チーフトレーナーについて、「最初は不安もあったが、選手が一番困らないように考えてくれた」と、選手ファーストで対応した加藤トレーナーの人柄にも感謝した。
加藤トレーナーも「勉強することしかなかった。アメリカのチームにも初めて入れてもらって、チームで戦うことの素晴らしさを学んだ」と笑顔で答えた。晝田と口を揃えたのは、日本と大きく違った試合開始直前からリングインまでの流れ。「加藤トレーナーと離れ離れになってしまって、気づいたら試合が始まってた」と晝田は笑顔で振り返り、加藤トレーナーも「昨年は1試合しかできなかったが、今後、アメリカで戦っていくための一年だった」と前向きに捉えた。
次戦に関して、会見に同席した三迫貴志会長は、「アルゼンチン人の指名挑戦者との試合になるが、場所はアメリカになる可能性が高い」との考えを示した。