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日本スーパーフェザー級王者の奈良井翼(25=RK蒲田)とWBO-AP同級王者の渡邊海(22=ライオンズ)が23日、横浜市内のホテルで60kg契約10回戦の前日計量を迎えた。
※当日券あり。1月24日(金)13時から東京・有明アリーナ入り口にて、当日券を発売開始!
奈良井翼(RK蒲田)60.0kg
60.0kgで計量をクリアし、リラックスした様子で取材に応えた奈良井は、「背が高くて、しっかり仕上げてきたんやろうと思いました」と渡邊の印象を口にし、「KOを意識した時は判定が多いんですよ。今回は狙ってないけど、できたらしたいなぐらいです」と、互いに早いラウンドでのKO決着が多いことを意識しつつも、勝つことに集中した。明日の試合はノンタイトル戦だが、「めっちゃモチベーションは高いです。勝った方が上に行ける試合を見せられたらと思います」と、世界を視野に入れた発言も飛び出した。
渡邊海(ライオンズ)59.9kg
WBOアジアパシフィック王者の渡邊は、契約体重を100g下回る59.9kgでパスした。計量後は塩おむすびとスッポンスープを口にして、リカバリーに努めた。渡邊は「相手からは何も感じなかった。ベルトは懸っていないが、自分の中では王座統一戦のつもり。どっちが強いが決めるだけ」と言葉に力を込めた。
昨年8月にタイトル奪取に成功。井上尚弥(31=大橋)の世界戦のアンダーカードに初登場する22歳の若武者は、「会場を盛り上げて最高の試合をする。チャンスがきたら倒しに行く」と拳を握りしめた。
昨年8月にタイトル奪取に成功。井上尚弥(31=大橋)の世界戦のアンダーカードに初登場する22歳の若武者は、「会場を盛り上げて最高の試合をする。チャンスがきたら倒しに行く」と拳を握りしめた。
初回から瞬き厳禁!
スーパーフェザー級の日本とアジアのトップ戦線を牽引するまでに実力をつけてきた奈良井と渡邊の対決は、ノンタイトル戦だが見逃せない。一発で試合を決めることができる両者の対決は、初回から瞬き厳禁。渡邊はキャリア7KO勝利中、5度は初回に決めたもの。奈良井も10度のKO勝利を誇るが、初回KOが3度、2回KOが4度と、早い回に勝負をつけている。勝負は一瞬で決まる。