佐々木尽と坂井祥紀! 静かに闘志を燃やす!

　先にマイクを握った佐々木は「(当初、予定されていた)12月24日の10日前は調子が悪かったので、延期になったことはプラスでしかない。自分は運が良い」と試合日程が1ヶ月延期になったことをプラスに捉えた。

　坂井は、メキシコ逆輸入ボクサーとして、2020年8月31日に初めて日本のリングに上がったが、この日、同じ興行に出場していていた佐々木はB級(6回戦)での試合だった。「自分にとって坂井選手は格上。次の試合は防衛戦だが、自分がチャレンジャー。勝って今年中に世界に挑む。熱い試合をして盛り上げないと意味がない」とキッパリと言い切った。

　一方、王座返り咲きを目指す坂井は「今は自分が知っている佐々木君ではない。やるだけのことはやってきた。揺るがない覚悟を持って、泥臭くてもいいので勝ちをもぎ取りに行く」と決意を示した。