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元日本スーパーウェルター級1位の天熊丸木凌介(てんゆうまるき・りょうすけ/33=天熊丸木)が、昨年12月24日付で日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出した。
天熊丸木は、アマチュア42戦33勝(24RSC)9敗の成績を残し、2010年12月にプロデビュー。WBC世界ユース・スーパーウェルター級王座を獲得。地域王座を含めて、これまで6度タイトルに挑戦したが、頂点にはあと一歩及ばなかった。
天熊丸木は、アマチュア42戦33勝(24RSC)9敗の成績を残し、2010年12月にプロデビュー。WBC世界ユース・スーパーウェルター級王座を獲得。地域王座を含めて、これまで6度タイトルに挑戦したが、頂点にはあと一歩及ばなかった。
井上岳志戦がラストファイト
2022年11月、井上岳志(ワールドスポーツ→引退)との試合後、1年間の休養を経て、「怪我が良くなってきて、ジムにいるアマチュアキャリアがあるイラン人のライトヘビー級の選手とのスパーリングで、手応えを感じた」と述べ、復帰を決意。しかし、昨年7月に予定していた再起戦は、相手選手の棄権により中止となった。
「指導者としてジムをサポートしていきたい」
「試合から遠ざかってしまったため、ランキングは11位まで下がってしまった。このままではタイトル挑戦まで時間がかかるし、それまでの体力も残っていないなと感じた。練習より若い選手を指導している自分の方がイキイキとしていることに気がつき、自分は指導者になるべきなのかなと思った」と、グローブを吊るす決意を固めた。
「指導者としてジムをサポートしていきたい」
「試合から遠ざかってしまったため、ランキングは11位まで下がってしまった。このままではタイトル挑戦まで時間がかかるし、それまでの体力も残っていないなと感じた。練習より若い選手を指導している自分の方がイキイキとしていることに気がつき、自分は指導者になるべきなのかなと思った」と、グローブを吊るす決意を固めた。
兄・丸木和也会長と歩んできた
日本タイトルには4度挑戦し、引き分けや1ポイント差などあと1歩のところで手が届かなかった。「1試合ごとの悔いはあるが、ボクシング人生には後悔はない。今は寂しさを感じつつも、練習しなくてもいいんだという、複雑な気持ち」と心境を語った。
「ボクシング人生に悔いはない」
兄であり、先に引退し現在はジムの会長を務める丸木和也氏と切磋琢磨してきたのが思い出深い。「兄は親友のような存在。小さいことからずっと仲が良い。日本一仲が良い兄弟だと思う」と話し、今後は天熊丸木ジムでトレーナーとして後進を育成し、ジムを盛り上げたいという意向を示した。
「ボクシング人生に悔いはない」
兄であり、先に引退し現在はジムの会長を務める丸木和也氏と切磋琢磨してきたのが思い出深い。「兄は親友のような存在。小さいことからずっと仲が良い。日本一仲が良い兄弟だと思う」と話し、今後は天熊丸木ジムでトレーナーとして後進を育成し、ジムを盛り上げたいという意向を示した。
川崎真琴戦
思い出深い一戦として、当時の日本スーパーウェルター級王者の川崎真琴(RK蒲田→引退)との一戦を挙げた。
「戦う前は負けるわけがないと思って挑んだが、引き分けでベルトを獲ることができなかった。今でもこの試合のことを思い出す」と振り返った。
「戦う前は負けるわけがないと思って挑んだが、引き分けでベルトを獲ることができなかった。今でもこの試合のことを思い出す」と振り返った。
「父に感謝している」
「辛いことも多かったが、ボクシングに出会わせてくれて感謝している」と、元世界ランカーで父・丸木孝雄名誉会長に感謝の気持ちを伝えた。
お疲れさまでした
天熊丸木へのインタビューは井上戦前の一度だけだが、「兄弟で通算8回、後楽園ホールのリングに上がったが、一度も勝てていない。今度こそは何が何でも勝ちたい」と熱く語っていたのが印象的だった。
これからは兄弟でチャンピオンを育成し、天熊丸木ジムの名を全国に轟かせてほしい。
これからは兄弟でチャンピオンを育成し、天熊丸木ジムの名を全国に轟かせてほしい。