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大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が9日、神奈川県警の一日通信司令官に任命され、模擬的な110番対応を行った。さらに、横浜駅東口新都市プラザで行われた「110番の日」イベントではトークショーも実施された。
イベントの合間に囲み取材に応じた大橋会長は、「2025年は井上尚弥に大きな指令が出る」と1月24日(金)に有明アリーナでIBF(国際ボクシング連盟)・WBO世界同級1位のサム・グッドマン(26=豪)を迎え撃つ井上尚弥(31=大橋)の今後について言及した。
イベントの合間に囲み取材に応じた大橋会長は、「2025年は井上尚弥に大きな指令が出る」と1月24日(金)に有明アリーナでIBF(国際ボクシング連盟)・WBO世界同級1位のサム・グッドマン(26=豪)を迎え撃つ井上尚弥(31=大橋)の今後について言及した。
モンスターのビッグマッチについて語った
井上はグッドマン戦をクリアすれば、春に米国ラスベガスで、そして秋から冬にかけてはサウジアラビア・リアドでのビッグマッチが予定されている。大橋会長は「本当に皆が望むビッグマッチは再来年かもしれない」とし、具体名は出さなかったものの、対決が期待されるWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の中谷潤人(27=M.T)との一戦について暗に示唆した。続けて、「井上に関してはビッグマッチが続く」と語った。
※囲み取材で「再来年にビッグマッチがある」と語ったが、その後、大橋会長は「来年にビッグマッチがある」と訂正した。
※囲み取材で「再来年にビッグマッチがある」と語ったが、その後、大橋会長は「来年にビッグマッチがある」と訂正した。
「横浜でのビッグマッチも視野に入れている」
大橋ジムは、横浜市に30年の歴史があり、これまでに5人の世界チャンピオンを輩出している名門だ。横浜での世界戦はしばらく行われていないが、「横浜アリーナもあるし、横浜文化会館も改修されたし、大きな会場も揃っている。地域貢献のためにも、大きなイベントを開催していければ」と横浜でのビッグマッチの可能性にも言及した。
模擬での110番対応
通信指令室の仕事を目の当たりにした大橋会長は「神奈川県全域からかかってくる通報(一日平均2900件)に少人数で対応していることにびっくりした。間違い電話やいらずら電話はしてはいけないと改めて実感した」と感想を語った。
「大橋ジムからさらに世界チャンピオンを誕生させる」
トークショーでは、ボクシングを始めたきっかけや現役時代の思い出、指導者としての心掛けについて熱く語った。大橋会長は「私の師匠である米倉健司会長のスタイルを真似して、こうして5人の世界チャンピオンが生まれた。ヨネクラジムも私を含めて5人の世界チャンピオンを輩出したので、いつかヨネクラジムを超えたい」と意気込みを語る姿が印象的だった。
「50年、100年後も強いチャンピオンが出てくる」
また、「自分が米倉会長の背中を見てきたように八重樫(八重樫東トレーナー)や井上が自分の背中を見ている。これから50年、100年と強いチャンピオンが出てくるのは間違いない」と指導に対する信念を示した。
この日、参加した300人の観客は大橋会長の想いに耳を傾け、その情熱に触れた。
この日、参加した300人の観客は大橋会長の想いに耳を傾け、その情熱に触れた。