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元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾(37=FLERE山上)が20日、後楽園ホールで開催された「DANGAN 272」で引退式を行った。
和氣は、これまで数多くの思い出を刻んだ後楽園ホールで最後のリングに上がると、感慨深い瞬間に思いを馳せた。和氣の胸には、過去の戦いが走馬灯のようによみがえり、観客もその情景に引き込まれた。
和氣は、これまで数多くの思い出を刻んだ後楽園ホールで最後のリングに上がると、感慨深い瞬間に思いを馳せた。和氣の胸には、過去の戦いが走馬灯のようによみがえり、観客もその情景に引き込まれた。
多くの関係者が駆けつけた
式典には多くの関係者が駆けつけ、和氣への感謝の気持ちを込めた花束が贈られた。日本ボクシングコミッション(JBC)からは記念品が、また日本プロボクシング協会からは目録が贈呈され、和氣の功績が称えられた。会場には、和氣と親しいプロ野球横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督も姿を見せた。
生涯戦績:42戦31勝(22KO)9敗2分
マイクを握った和氣は、「18年間、プロボクサーとして戦い抜いてきて、引退式をさせてもらえるなんて思いもしなかった。ここで一区切りとして、ボクシング人生を終えます。両親には毎試合観にに来てもらい、多くの人に感謝の気持ちでいっぱいです。42戦して怪我がなく終えることができたのは奇跡です」と感謝の言葉を述べた。
赤井祥彦代表と歩んできた
続けて、「これからは、人のために何かできるよう土台を整え、恩返しをしていきたい。プロボクサー和氣慎吾はここで終わりますが、心機一転、これからはボクシングを通じて、恩返しをしていく」と決意を新たにした。
これからの和氣慎吾に期待!
今後の予定として、JR国立駅徒歩2分の場所にアマチュアジムをオープンすることを発表した。「将来的にはプロボクサーを育成していきたい」と語り、最後に「クラウドファンディングを実施するので、ご支援よろしくお願いします」と呼びかけた。