WBA世界ライトフライ級王座決定戦ロサvsバルデス

　元WBA世界ミニマム級王者エリック・ロサ(24=ドミニカ共和国)が日本時間20日、ドミニカ共和国のサント・ドミンゴで、寺地拳四朗(32=BMB)が返上したWBA世界ライトフライ級の王座決定戦に出場。同級3位のネイダー・バルデス・アギュラー(23=メキシコ)を相手に世界2階級制覇に挑んだ。

　サウスポーのロサは、序盤から積極的に右から軽打をまとめると、バルデスは守勢に回った。バルデスは、打っては動く相手を捉えることができず、そのまま終盤に突入。ロサの運動量が減ってきた10回、バルデスがフックを当てて流れが変わり始めるも、11回にバッティングでカットした。ロサが完勝で、世界2階級制を成し遂げた。