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亀田プロモーションは25日、大阪市内のTMK GYMで記者会見を開き、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王座決定戦、同級3位のウィリーバルド・ガルシア・ペレス(34=メキシコ)vsレネ・カリスト(29=メキシコ)戦を発表した。
試合は、12月21日(土)、ツインメッセ静岡で開催される「3150×LUSH BOMU vol,3」で行われ、Abemaで無料ライブ配信される。
TMK GYM契約選手のカリストは、25戦目で初の世界挑戦となる。
試合は、12月21日(土)、ツインメッセ静岡で開催される「3150×LUSH BOMU vol,3」で行われ、Abemaで無料ライブ配信される。
TMK GYM契約選手のカリストは、25戦目で初の世界挑戦となる。
亀田和毅に誘われてボクシングを始めたカリスト
元世界2階級制覇王者でIBF世界フェザー級1位の亀田和毅(33=TMK)は、15歳の時に単身メキシコに渡り、ボクシングの腕を磨き続けていたが、18歳の時、ジムの掃除アルバイトをしていた当時14歳のカリストに出会った。少しボクシングをさせたところ、センスを示し、真面目な姿勢で練習に取り組んだカリストにボクシンググローブをプレゼントし、選手としての道に誘ったという。
和毅は「カリストを誘ったあの日から、彼はここまで成長した。まさにシンデレラボーイ。思い入れのある選手だけに、ぜひとも勝ってほしい」と、世界タイトル奪取に期待を寄せた。
和毅は「カリストを誘ったあの日から、彼はここまで成長した。まさにシンデレラボーイ。思い入れのある選手だけに、ぜひとも勝ってほしい」と、世界タイトル奪取に期待を寄せた。
「和毅に出会ってここまで来た」
会見に臨んだカリストは、「厳しい生活をしていたが、和毅に出会えたことで、ここまで来ることができた」と語り、4歳上の和毅に感謝の意を表した。続けて「もらったチャンスを生かし、必ず勝つ」と、強い勝利への決意を示した。
カリストは1週間前に日本に到着し、試合に向けてこのまま日本で調整を行う。
カリストは1週間前に日本に到着し、試合に向けてこのまま日本で調整を行う。
「自分のボクシングを貫く」
タイトルを争うペレスは、28戦22勝(13KO)5敗1分のオーソドックス派。2021年6月に元WBO世界バンタム級王者のポール・バトラー(36=英)が当時保持していたWBOインターナショナル王座に挑戦し、判定負け。それ以降は10連勝中だ。
対戦相手の印象を聞かれたカリストは、「ガンガン前に出てくるファイター。距離を取った自分のボクシングを貫きたい」と語った。
対戦相手の印象を聞かれたカリストは、「ガンガン前に出てくるファイター。距離を取った自分のボクシングを貫きたい」と語った。
「勝ってまた日本で試合がしたい」
今回で3度目の日本での試合となるカリストは、「日本は美しい国で、とても気に入っている。勝って、また日本に来たい」とコメント。ファンに対して「素晴らしい試合になるので、楽しみにしていてほしい」と、期待を込めて当日を迎えるように求めた。
亀田和毅の世界戦は来年?!
一方、現在IBF王座挑戦権を保持する亀田選手は、次戦でIBF王者のアンジェロレオ(30=米)に挑戦することが内定している。囲み取材に応じた亀田は、「目処は立っているが、まだ具体的には言えない。もう少し待っていてください」と慎重にコメントした。