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英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されるWBO世界ライトヘビー級暫定王座決定戦の前日計量が20日、同会場で行われた。日本と同様に、ボクシング発祥の地、イギリスも今、ボクシング熱が高い!
※日本時間22日(日)午前8:00からDAZNが生配信を行う。
ブアッチィvsハッチンソン
WBO世界ライトヘビー級暫定王座決定戦、WBO同級1位のジョシュア・ブアッチィ(31=英)と、WBO同級2位のウィリー・ハッチンソン(26=英)が対戦する。
ライトヘビー級リミット79.3kgを、ブアッチィは100gアンダーの79.2kgでクリア。ハッチンソンはリミット79.3kgだった。
ガーナ生まれで、ボクシングキャリアを英国で積み上げてきたブアッチィは、18戦全勝(13KO)で初の世界戦を迎える。
対するハッチンソンは、2021年3月に初黒星を喫するも、その後は5連勝して、初の世界挑戦のチャンスを掴んだ。
カカスvsウォーリントン
IBF世界スーパーフェザー級王者アンソニー・カカス(35=英)と元IBFフェザー級王者ジョシュ・ウォーリントン(33=英)が、タイトルは懸けずスーパーフェザー級で対戦する。
スーパーフェザー級リミット58.9kgをカカスは、100g少ない58.8kgでクリアすると、ウォーリントンは200gアンダーの58.7kgで秤を降りた。
IBFランキング1位で指名挑戦者のエドゥアルド・ヌニェス(27=メキシコ)ではなく、ランク外のウォーリントンを対戦相手に選んだため、ファイトウィークに入った後にIBFは、この試合をタイトル戦として承認しないことを発表した。そのため、この試合は、カカスの持つマイナー団体のIBO世界同級王座防衛戦となる。