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東日本新人王トーナメント準決勝が19日、後楽園ホールで行われ、全12試合で熱戦が繰り広げられた。
スーパーフライ級4回戦では、布袋聖侑(20=大橋)と大橋昌彦(21=角海老宝石)が対戦した。
スーパーフライ級4回戦では、布袋聖侑(20=大橋)と大橋昌彦(21=角海老宝石)が対戦した。
大橋昌彦(角海老宝石)が勝利!
大橋がシャープなジャブで組み立てるのに対し、布袋はプレスをかけてボディ攻撃で応戦。大橋は足を使いながら、ジャブからワンツーでポイントを加点すると、終盤もペースを渡さなかった。
「作戦通りに戦えた」
激戦を制した大橋は、「右回りで、ジャブと右ストレートで相手を入れさせないようにした。阿部さん(阿部弘幸トレーナー)が立てた作戦通りに進めることができた。ただ、倒せる場面があったのに、布袋選手は最後の最後まで気持ちが折れず、打ち返してきた。勝てて良かったが、反省しかない」と、快勝にも気を緩めることはなかった。
「気持ちを強くしていく」
この試合に向けて、同じジムの先輩である元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(36)とのスパーリングで腕を磨いた。「小國さんとのスパーリングを重ねて良い経験なった。小國さんの動きを参考にさせてもらった」。
大橋は、「今のレベルでは、全日本新人王になるのは厳しい。ここから次戦まで時間は限られていて、技術レベルを急激に上げるのは難しいと思うが、気持ちのレベルを上げていきたい」と、さらなる精進を誓った。
大橋は、「今のレベルでは、全日本新人王になるのは厳しい。ここから次戦まで時間は限られていて、技術レベルを急激に上げるのは難しいと思うが、気持ちのレベルを上げていきたい」と、さらなる精進を誓った。