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[試合後談話]2024.9.10

吉田京太郎vs今川未來! スーパーフライ級ランカー対決!

 日本スーパーフライ級4位の今川未來(28=JB SPORTS)と同級5位の吉田京太郎(27=ワタナベ)が10日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル121&DANGAN268」のメインイベント、スーパーフライ級8回戦で対戦した。

吉田京太郎(ワタナベ)が8回TKO
 序盤から激しいペース争いを繰り広げる中、吉田が右ストレートを打ち分け、見栄えの良さをアピール。サウスポー今川は、足を使いながら右ボディを好打し応戦した。6回、吉田は回転力を活かした連打で突き放すと、最終8回にワンツーからパンチをまとめて、レフェリーストップに持ち込んだ。
最後に仕留めることができた」
 最終ラウンドに仕留めた吉田は、「前半はポイントを取れていると思ったので、あとは大きいパンチに気をつけた。今川選手は気持ちが強かったが、最後にレフェリーストップに持っていけて良かった。勝ててホッとしている」と声を弾ませた。
「来年にはタイトルに挑戦したい」
 今回の勝利でランキングが上がることが濃厚だが、日本王座は同門の高山涼深(27)が保持しているため、現時点では挑戦することはできない。吉田は「(高山選手には)あと1〜2回防衛してもらい返上したら、王座決定戦に出たい」と抱負を語った。

 前WBC世界ミニマム級王者の重岡優大(27)、前IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗(24)、元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(30=ワタナベ)のスパーリングパートナーとして腕を磨いてきた吉田が、スーパーフライ級で存在感を示した。
渡辺均会長
 ワタナベジムの渡辺均会長は、「(吉田は)アマチュアキャリアがあり、プロに転向すると聞いたので、中華料理をご馳走して熱心にスカウトした選手。デビュー後は、勝ったり負けたりで心配したが、よくここまできてくれた。ここからチャンピオンになってほしい」と期待を寄せた。
「右が見えづらかった」
 一方、悔しい敗戦となった今川は、「少しパンチをもらいすぎてしまった。ノーモーションの右が見えづらくて、返しの左が強かった。見栄えが悪かった」と気丈に話した。

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