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前WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級チャンピオンで、今月24日(土)に開催される「LUSHBOMU Feat. 3150 FIGHT」のセミファイナルにて、WBO世界ミニマム級12位のサミュエル・サルバ(27=比)を相手に、48.6kg契約10回戦で再起する重岡優大(ワタナベ)が15日、都内のワタナベジムで練習を公開した。
鋭い踏み込みとプレス!
練習前に取材に応じた優大は、「怪我もなく、コンディションもいいので、(試合をするのが)楽しみ。自分も弟も、直近の試合で負けてるが、闘志は燃え続けてる、それを前面に出したボクシングをして、重岡兄弟が強いところを見せたい。格闘技人生20年、ボクシング10年、弟も僕も今、一番強くなりたいと思っている。毎日悔しい思いをしてる」と再起を固く誓った。
町田主計トレーナーも「調整が上手くなった」と優大の成長を称えた!
再起戦に向けたメンタル面の動きについての質問には、「特に変わったことはない。復帰戦だが、メンタル的には、今までの試合と変わらない。毎試合真剣にやってるので、変わらない。減量が1キロ楽になったぐらい」と述べ、契約体重で試合を迎えるが、「ミニマム級から変更の予定は今はない」とも話した。
WBO-AP9位のリチャード・ガルデ(比)も優大のアッパーを高く評価
先週来日した練習パートナーで、KO勝率75%を誇るWBO-APミニマム級9位のリチャード・ガルデ(27=比)を相手に、スパーリングを4ラウンド公開した。
優大は「10ラウンドのスパーリングを3回やった。集中力を高めてやれてる」と、これまでの実践練習を振り返り、再起戦に向けて、「試合の組み立て方は、荒削りなところがあるので、丁寧にいったり、修復はしている。世界王者に返り咲くのが目標、前回よりも強くなる。結果としてKOに結びつけたい。殴り合いで負けたくない」と、練習の成果を出した上で、KO勝利との考えを示した。
亀田興毅ファウンダーにチャンスをもらったことを感謝した重岡優大
この日のスパーリングでは、左ストレートと右フックをタイミング良く、リチャードに打ち込んでいた。スパーリングパートナーのリチャードは、「優大のスピードとパワーはすごい。特に左アッパーがいい」と舌を巻いた。
畑山隆則氏と亀田興毅ファウンダー
スパーリングを見学した元世界2階級制覇チャンピオンの畑山隆則氏は、「試合とスパーリングは別物なんでね。でも、この時期にこれだけ動けているんだから、コンディションはいいんだと思いますよ」と、調整が順調に進んでいると察したようだ。
亀田興毅ファウンダーは、「この試合に勝てば、次は世界戦が組めるようにしたい」と、優大の再起を心待ちにした。
亀田興毅ファウンダーは、「この試合に勝てば、次は世界戦が組めるようにしたい」と、優大の再起を心待ちにした。