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東南アジアのミャンマーでは、日本ボクシングコミッション(JBC)の協力のもと、ミャンマー初のプロボクシング統括組織『ミャンマー・ボクシング・コミッション(MBC)』が設立され(今年5月24日)、来月21日にはプロボクシング興行が開催予定だ。同国に元来存在してきた五輪種目のボクシング(アマチュア)や、グローブを使わない伝統武道ラウェイからの選手参戦が期待される。
MBC設立が現地でも報じられた
ミャンマーは、東南アジア競技大会(SEA Games)のボクシング競技(アマチュア)で、一定の成果を収めてきた国であり、伝統的な格闘技であるラウェイも国民的な人気を誇ってきた。一方で、プロボクシングの土壌がなかったため、今回は、アマチュアボクシングとラウェイの関係者が連携する形で、ミャンマー政府管轄のMBCが設立された。これは、JBCの2015年からの協力のもとで実現したものでもある。来月の興行からすべてのMBC承認試合は、Boxrec.comに記載される予定だ。
ボクシング国家代表団を訪問したJBC事務局長(一番右)
MBCの所在地は、商都ヤンゴン市内。コミッショナーには、ラウェイ協会副会長のチョウ・ウィン・トゥン氏が就任し、審判部長にはチット・コー・コー氏、医事員会委員長にはティン・アウン・ルイン氏がそれぞれ任命された。来月の興行前には、改めて関係者のためのセミナーが行われる。