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日本ミドル級4位の可兒栄樹(22=T&T)は、7月15日(月)、大阪・大和アリーナで開催される「PRIZE FIGHTER ミドル級トーナメント」の準々決勝で、日本&WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の国本陸(27=六島)と拳を交える。
可兒は、3月31日(日)に名古屋国際会議場イベントホールで国本に挑戦したが、6回TKO負け。わずか3ヶ月半で、ダイレクトリマッチに臨む。勝利に手が届かなかった可兒だが、手応えを感じたようだ。
可兒は、3月31日(日)に名古屋国際会議場イベントホールで国本に挑戦したが、6回TKO負け。わずか3ヶ月半で、ダイレクトリマッチに臨む。勝利に手が届かなかった可兒だが、手応えを感じたようだ。
前回の国本陸戦
国本戦後の1週間後にミドル級トーナメントのオファーが届いたという。「トーナメントに出たら、また国本選手とやるだろうなと思っていた。リベンジのチャンスが来たので、自分としてはラッキー」と、ダイレクトリマッチを大歓迎した。
今年3月に大学を卒業し企業に就職した。試合の翌日が入社式だったが、「仕事なので、しっかりしないといけないと思いながらも、うわの空でした」。
会社を退職。この大会に懸ける
ボクシングと仕事との両立を図る予定だったが、「ボクサーで、こんなにデカいチャンスをもらえる選手は1%もいない。ファイトマネー金額の桁が違う。これはやるしかない」と会社を退職し、トーナメントに賭けた。
今年3月に大学を卒業し企業に就職した。試合の翌日が入社式だったが、「仕事なので、しっかりしないといけないと思いながらも、うわの空でした」。
会社を退職。この大会に懸ける
ボクシングと仕事との両立を図る予定だったが、「ボクサーで、こんなにデカいチャンスをもらえる選手は1%もいない。ファイトマネー金額の桁が違う。これはやるしかない」と会社を退職し、トーナメントに賭けた。
「攻略に自信ある」
「国本選手のフィジカルの強さ、パンチ力は想定通りだったが、アプローチの仕方を間違えた。次戦は、どう戦ったら勝利の確率が上がるのか突き詰めていく」。
わずか3ヶ月間隔での再戦に関し、「たかが3ヶ月だと思われるかもしれないが、前回より濃い時間を過ごせているし、ボクシングに100%集中できる環境。これだけあれば十分」とポジティブだ。
わずか3ヶ月間隔での再戦に関し、「たかが3ヶ月だと思われるかもしれないが、前回より濃い時間を過ごせているし、ボクシングに100%集中できる環境。これだけあれば十分」とポジティブだ。
「国本選手に勝って竹迫選手と戦いたい」
前OPBF東洋太平洋ミドル級王者の竹迫司登(32=ワールドスポーツ)が同トーナメントに参戦する。勝てば、竹迫との対戦の可能性がある。「竹迫さんが出てこないのに、日本でミドル級トーナメントなんて、と思っていた。自分が決めることではないので仕方がないと思っていたが、竹迫さんが出ると聞いて嬉しかった。国本さんに勝てば、竹迫さんとできる。日本ミドル級トップ戦線に食い込んでいける」と興奮を隠し切れなかった。
「やってきたことは間違いない」
前戦で可兒は、前半終了時の公開採点でリードされていたが、そのうち2者が48-47をつけた。「途中採点で、アナウンスされたのがフルマークが2人で、国本選手と読み上げられた。このまま戦っていても勝てないので、倒しに行くしかないと作戦を変えようか、迷ってしまい効かされてしまった。試合後に(アナウンスは間違いで)2人のジャッジがわずか1点差だったと知って、自分がそこまでにやってきたことは間違っていなかったんだなと思った」。
「リベンジして大金を掴み取る」
可兒は、「必殺技をブラッシュアップして、それを出すのが楽しみ。リベンジして、大金を掴み取る!」と雪辱に燃えている。