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米国ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで15日(日本時間16日)開催されているビッグイベントのセミセミで、WBC(世界ボクシング評議会)暫定世界スーパーライト級王座決定戦が決行された。全勝全KO勝利中のゲイリー・アントアン・ラッセル(28=米国)と、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級王者、アルベルト・プエロ(29=ドミニカ共和国)が拳を交えた。
プエロが2-1の判定で世界返り咲き
サウスポー対決となったWBC世界スーパーライト級暫定王座決定戦。インファイトを仕掛けるラッセルに対し、長身のプエロは右フックを合わせた。強引に攻め込むラッセル、カウンターを合わせてポジションを移すプエロ、両者がお互いにペースを奪い合う中盤戦。プエロは左ストレートのタイミングが合い始め、ラッセルは強引にボディにパンチを集めたところ、9回にプエロがホールディングの減点を課された。それ以降、スタミナが落ちたプエロが撃ち合いに転じ、最終回まで両者が打撃戦で、左を振り抜き合って終了。判定は、ジャッジ1者が118-109でラッセルを支持したが、2者は115-112、114-113でプエロを支持した。これにより、暫定ながらプエロが世界王座返り咲きを果たした。