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パリ五輪・第2次世界予選トーナメントでは、23日、開催地タイ・バンコク市内で抽選会が行われ、24日の現地14時から競技がスタートする。第1次予選と同様、各階級で「1か国・1代表(すでに出場権の獲得した選手を有する国は、その階級にエントリー資格を持たない)」に則った出場選手は、本選出場権獲得を決めた時点でトーナメントから離脱する方式で、6月2日までにすべての決着がつく。
事前に棄権を報告した坪井
日本代表では、既報のとおり男子51kg級の坪井智也(自衛隊体育学校)が体調不良を理由として、事前に棄権。同級のトーナメントにも名前はなかった。坪井は、2021年男子世界選手権の男子54kg級で、日本史上初の金メダルを獲得した逸材だった。
上り調子の若谷
日本代表の初陣は25日。男子80kg級の若谷豪(愛媛県競技力向上対策本部)がアンティグア・バーブーダ代表と対戦予定で、翌26日には、男子63.5kg級の西山潮音(宮崎県スポーツ協会)がバーレーン代表と対戦する。その翌日(27日)には、女子60kg級の田口綾華(自衛隊体育学校)とクロアチア代表との試合が決まっている。
元WBO世界1位のレックスが再登場
初日となる24日の競技では日本代表の試合はないが、かつて香港プロボクシング界のスーパースターだったレックス・チョー(香港)こと曹星如(36=チョウ・シンユイ)が、第1試合でアゼルバイジャン代表との1回戦に臨む。