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マッチルームボクシング国内初大会の発表会見が31日、都内のリッツカールトンホテルで行われた。
この日は、マッチルームボクシングCEOのフランク・スミス氏、NSNの創立者でプレジデントのジョエル・ボラス氏、3150FIGHTの亀田興毅ファウンダー、ABEMA格闘チャンネルエグゼクティブプロデューサーの北野雄司氏らが登壇した。
15年前にイギリスでワンナイトイベントとして開催された「PRIZE FIGHTER」。フラッグシップイベントでは、1日で完結するトーナメントとして、準々決勝、準決勝、決勝が3分3ラウンドで行われた。
2024年は、ミドル級トーナメントが日本で開催される。今大会は、海外からも6人が参加し、日本からは、日本ミドル級王者の国本陸(26=六島)、同級1位の可兒栄樹(22=T&T)も参戦し、計8人のファイターによってトーナメントが行われる。全選手が一堂に介する準々決勝は3月31日(日)、名古屋国際会議場でゴングを迎える。準決勝は今年の夏頃を予定していて、決勝は10月か11月に開催される。
トーナメントが、ミドル級で行われることは決定しているが、チャンピオンカーニバルとして行われる日本タイトルマッチは、規定通り10回戦で行うものの、その他のカードは、4回戦で行われる可能性もある。亀田ファウンダーは、「4回戦で行って、引き分けた場合は、公式記録上はドローとなるが、1ラウンド延長することもある」と、新たな試みにチャレンジする可能性も示唆した。
トーナメントの優勝賞金は100万米ドル(約1.4億円)。KO賞も10万米ドル(約1,400万円)と発表があった。以下、参加ボーナスとして、準々決勝参加で75,000米ドル(約1,050万円)、準決勝参加者は275,000米ドル(3,850万円)、決勝参加者は65万米ドル(約9,100万円)。
本トーナメントも行われる「株式会社トップpresents 3150 FIGHT Vol.8」の模様は、海外はDAZN、国内はABEMAでPPV(有料)ライブ配信される。視聴料金は2月上旬に発表される。
観戦チケットは、3150 FIGHT オフィシャルページで発売中!
日本から出場する日本王者の国本は、「ファイトマネーも桁違いなので、嬉しい。妹の大学の学費を出して上げる」と素直に喜んだ。スパーリングパートナーには、韓国人選手を招聘する。
一方、ビッグトーナメントが日本で開催されることを喜んだ可兒は「キャリアの中で通過点、余裕で突破します。国本選手、覚悟しておいてください」とフェイスオフでも気合いを見せた。