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[前日計量]2024.1.19

藤田健児が初のタイトル戦で魅せる!

  WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦の前日計量が19日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、同級1位の藤田健児(30=帝拳)と同級2位のジョセフ・アンボ(27=比)が決戦に向けて静かに闘志を燃やした。

 藤田の6戦目は、明日(20日)、後楽園ホールで開催される「第10回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルで行われる。
藤田健児(帝拳)57.0kg
 アマチュア174戦153勝21敗の成績を残しプロに転向。3年目でタイトル戦に挑む藤田は「コロナ禍の影響で試合ができなかったこともあり、ここまで辿り着くのに時間がかかりすぎてしまった」と話すと、「明日の試合を皮切りに、どんどん世界に向けてアピールしていく」と言葉に力を込めた。
「一方的に殴る」
 本日(19日)、30歳の誕生日を迎えた。「自分は30歳と、そう若くはない。あと何年もできるわけではない」と世界に向けて一気に突き進む。

 「強い選手ではない。相手に触らせず一方的に殴る。ロマチェンコのように流れの中で倒す」と意気込んだ。
ジョセフ・アンボ(比国)56.5kg
 初来日のアンボは「(藤田は)強いがプレスをかけて、有利な展開に持ち込みたい」とベルト奪取に意欲を示した。

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