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WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級1位、WBC(世界ボクシング評議会)同級2位のカルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)が16日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。
王座返り咲きを目指すカニサレスは、1月23日(火)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第6弾」で、統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)に挑戦する。
王座返り咲きを目指すカニサレスは、1月23日(火)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第6弾」で、統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)に挑戦する。
「日本はホームのようなもの」
王座返り咲きのチャンスを掴んだカニサレスは「(日本は)ホームのようなものなので、日本で試合ができると聞いてうれしかった」と3度目の来日を喜び、「メンタル的にもポジティブだ」と、万全のコンディションをアピールした。これまで3人の日本人選手(田口良一、小西玲弥、木村翔)と対戦し、2勝1分と負けなしだ。
高地トレーニングを敢行
「コロナの影響でスパーリング不足だったのと、空気が薄いメキシコでの試合で、スタミナが切れた」と、2021年5月にエステバン・ベルムデス(28=メキシコ)にKO負けを喫してから、高地トレーニングを取り入れるようになり、今回も標高2500mのベネズエラ・コロニアトバルで、スタミナ強化を図ってきた。
「ここを勝って他団体のベルトも狙う」
拳四朗の印象を聞かれたカニサレスは「すべてにおいて素晴らしい選手」と言うと、「試合のリズムを見て流れに沿って戦う。試合の中で見せていく。すべてを出してベネズエラにタイトルを持ち帰る。KOで勝つ」と静かに闘志を燃やした。時折、笑顔を見せるなど世界戦の公式行事に慣れている様子を見せたカニサレスだが、眼光が鋭く決戦に向けて気持ちを高めていた。
手の内は見せなかった
会見後には、シャドーボクシング、縄跳び、サンドバッグ、パンチングボールと次々と見せたが、いずれも全力ではなく、手の内は隠した。
Amazon Prime Videoでライブ配信
三迫ジム加藤健太トレーナーは「プロフィールでは身長160pとなっているが、そんなにはなさそう。小西戦(2018年3月)の翌日にホテルのレストランで会ったが、その時も小さく感じた。的が小さい分、やりにくいかもしれない」とサイズ感を確認すると、「元世界チャンピオンなだけあって、落ち着いている」と印象を語った。
「映像を見たが、やってくることはわかっている。シャドーボクシングの時の足さばきを見たが、イメージ通りに進めば、絶対に勝てる」と王座防衛に自信を深めた。
寺地永会長は「コンディションは良さそうだが。骨格は拳四朗よりかなり小さい。ブドラー(ヘッキー・ブドラー)よりスタミナがあり、手数も出る。前回より危険な相手」と警戒。「不用意なパンチをもらわないこと」と語った。
「映像を見たが、やってくることはわかっている。シャドーボクシングの時の足さばきを見たが、イメージ通りに進めば、絶対に勝てる」と王座防衛に自信を深めた。
寺地永会長は「コンディションは良さそうだが。骨格は拳四朗よりかなり小さい。ブドラー(ヘッキー・ブドラー)よりスタミナがあり、手数も出る。前回より危険な相手」と警戒。「不用意なパンチをもらわないこと」と語った。