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WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級王者の重岡優大(26=ワタナベ)とIBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者の重岡銀次朗(24=ワタナベ)が20日、大田区市役所を訪れて、鈴木晶雅(すずき・あきまさ)区長にタイトル戦の勝利を報告した。
10月7日(土)に大田区総合体育館で開催された「3150FIGHTvol.7」で、優大はパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)に判定勝ち、銀次朗はダニエル・バラダレス(29=メキシコ)に5回TKO勝ちし、正規王者となった。
10月7日(土)に大田区総合体育館で開催された「3150FIGHTvol.7」で、優大はパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)に判定勝ち、銀次朗はダニエル・バラダレス(29=メキシコ)に5回TKO勝ちし、正規王者となった。
「大田区総合体育館で夢を叶えることができた」
優大は「一生の思い出に残る一戦を、歴史が深い大田区総合体育館で、できたことをうれしく思う。自分は大田区民ではないが、ランニングコースが大田区(洗足池周辺)で、お世話になっている」と話すと、大田区在住の銀次朗は「10月7日に兄と夢を叶えることができた。しかし、そこで満足しているわけではない。世界チャンピオンになったが、安心はしていない。もっともっと強くなりたいし、子どもたちに勇気や元気を与える選手になりたい。これからも面白いボクシングをし続けていく」とさらなる飛躍を約束した。
「夢や希望を与えてほしい」鈴木区長
鈴木区長は「大田区総合体育館は、格闘技の聖地。そこからまたニューヒーローが誕生した。2人にはチャンピオンとして末永く活躍して、記録を塗り替えて、私たちに夢と希望を与えてもらいたい」と激励した。続けて、「大田区はトンカツや餃子が有名な店があるので、ぜひとも行ってほしい」と勧められると2人とも「ぜひとも行きたいです」と笑顔を見せた。
「さらにレベルアップしていく」
試合後は、地元の熊本に帰省し、つかの間の休息を楽しんだ。ジムワークは10月末から再開している。「チャンピオンになったことで、また新たな目標ができた。前戦の反省を踏まえて、レベルアップしていく」(優大)。「今年はコンスタントに3試合できた。次はいつになるかわからないが、自分のボクシングを高めていく」
「強い相手と戦っていきたい」
銀次朗は「家から近いし、会場も広くてやりやすかった。また大田区総合体育館で試合がしたい」と言うと、優大はも同調。「次にやる時は、もっと知名度を上げて、お客さんを満員にしたい」と、チャンピオンしての自覚を示した。
次戦は来春を希望
次戦は未定だが、優大は「まだ聞いていないが、3〜4月になるのかなと。個人的には指名試合か王座統一戦がしたい」と言えば、銀次朗は「誰と戦いたいとかはないが、強い相手とやりたい」と語った。
次戦は来春を希望
次戦は未定だが、優大は「まだ聞いていないが、3〜4月になるのかなと。個人的には指名試合か王座統一戦がしたい」と言えば、銀次朗は「誰と戦いたいとかはないが、強い相手とやりたい」と語った。