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[試合後談話]2023.10.22

激アツ! 静岡決戦!

 日本スーパーフライ級14位の佐野遥渉(20=LUSH)が22日、ツインメッセ静岡南館で開催された「LUSH BOMU」のメインイベントに出場。同級10位の青山功(34=セレス)とスーパーフライ級8回戦で対戦した。

 地元の期待を一身に背負い、凱旋試合に臨んだ佐野と、ベテラン青山が真っ向からぶつかり合った。
佐野遥渉(RUSH)が勝利
 序盤は、ジャブから左ボディを決める青山に対し、佐野は右カウンターで応戦。緊張感あふれる攻防を繰り広げた。3回、佐野は左フックで顔を弾き、攻勢をアピール。続く回も右カウンターが光った。しかし、青山も諦めず左ボディで反撃すると、7回にはパンチをまとめて猛追した。最終8回、最後は力を振り絞り、激しいパンチの応酬を見せたが、佐野が回転力で上回った。
「地元で勝ててうれしい」
 激戦を制した佐野は「今までは倒せていたが、相手はベテランの上手さがあり、KOにつなげることができなかった。本当に良い経験になった」と冷静に試合を振り返った。

 地元での初のメインイベンターにプレッシャ―も感じたようだが、「お客さんの応援が力になった。最高でした!」と笑顔を見せた。

来年はタイトルを狙う

 A級初戦を勝利した佐野は「来年にはベルトを獲りたい」とさらなる飛躍を誓った。静岡のジム初の世界チャンピオンを目指す佐野が大きな1勝を挙げた。
「気持ちで負けたくなかった」
 一方、最後まで粘りを見せた青山は「右ストレートはパンチがあったが、おでこで受けていたので効かなかった。気持ちでは負けたくなかった。もっとコンパクトにコンビネーションが打てたら…」と唇を噛んだ。それでも、「練習してきたことを少しは出せた」と収穫もあったようだ。リングを降りる際、好ファイトを見せた青山に、会場から大きな拍手が送られた。
藤本翔大(RUSH)が初勝利!
 第6試合、55.0kg契約4回戦では藤本翔大(20=RUSH)と川合絢也(32=西遠)が激突。ジャブの差し合いからスタートした試合は、川合が右クロスを決めて先制。しかし、藤本は左ボディで効かせると、左フックから右をフォローしてダウンを演出。再開後、連打でレフェリーストップに持ち込んだ。

 念願の初勝利を挙げた藤本は「やっと勝てました!」と喜びを爆発させた。「緊張で動きが硬かったが、左ボディが効いたのがわかったので、フェイントにして左フックを入れた。こんなに大きな舞台で勝てて最高です!」と満面の笑みを浮かべた。

来年の新人王を目指す

 この日、メインに登場した佐野とは、同い年でデビューした日も同じだ。ここまで2敗2分で「辞めようとは思わなかったが、結果が出なくてずっと苦しかった」。今後の目標を聞かれた藤本は「来年の新人王を狙う!」と拳を握りしめた。
ボクシングと音楽のコラボイベント
 全試合終了後、取材に応じた伊藤淳也会長は「メインイベントは、すごく良い試合だった。遥渉にとって良い経験になった。これからこの経験をどう活かしていくか」とジムのエースに期待を寄せた。

 ボクシングと音楽による融合イベントは、ミュージシャンが試合毎にラップで選手を紹介したり、スペシャルライブで盛り上げた。さらに飲食ブースが立ち並び、この日詰めかけた2500人の観客はイベントを大いに楽しんでいた。

 伊藤会長は「音楽のファンがボクシングを盛り上げてくれて、一体感があった」とイベントの成功に手応えを感じると、「会社の者と話していくが、年2回くらい開催できれば」と語った。

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