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「BMB Presents SHOW DOWN in 京都」が22日、KBSホールで開催された。この日のメインとセミファイナルは、注目選手の再起戦。最初にリングに上がったのは、竹本雄利(27=クラトキ)。メインには、滋賀県出身の安達陸虎(25=.大橋)が登場。地元ファンの声援が鳴り響いた。
1年3ヶ月ぶりに迎えた再起戦のリング。竹本のスピードとキレは錆びてなかった。鋭い踏み込みから連打でダウンを奪うと、立ち上がったアタッチャイ・プラソエトリ(22=タイ)を打ち崩した。
試合後、小川ゆうじリングアナにマイクを向けられた竹本は「和歌山からの応援と仲間に感謝…また頑張ります」とファンの拍手と声援に応えた。「モチベーションはなかったですけど、家族ができて頑張ろうと決めた」。竹本の健在ぶりを称えた小川アナからの労いにも「(今日の試合は)ビデオで見てみます。半分くらいしか出せてないですが、最後はやりすぎました。応援ありがとうございました!」。
試合後にボクモバの取材にも応じた竹本に来年の目標を聞くと「日本チャンピオンです」とキッパリ。力強く答えた。
メインイベントも大いに盛り上がった。オーソドックスの構えから、サウスポーにスイッチしたり、ディフェンスから攻撃に転じた時のオンとオフの切り替えなど、変則的なボクシングスタイルで撹乱を図ってきた曲者チャンナロン・インジャンパ(22=タイ)に対して、安達陸虎(大橋)は冷静にジャブを突いて、右ストレートとボディを叩いて再起戦をTKO勝利で飾った。
横浜の大橋ジムに籍を置く滋賀県出身の安達にとって、京都のリングは凱旋試合。試合後、リング上でマイクを向けられると「関西いいですね。応援が熱いっす」とファンの歓声に感謝の気持ちを伝えた。対戦相手に関しては「意外とパンチがあったので、冷静になった。勝ててよかったです。ホッとしてます」と、1年半ぶりの再起成功に笑顔が溢れた。