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ポーランド・プロツワフのタルチェンスキ・アリーナで26日(日本時間27日)、ヘビー級WBAスーパー、IBF、WBO統一王者のオレクサンドル・ウシク(36=ウクライナ)が、3冠防衛を決行。WBAヘビー級正規王者でWBOヘビー級8位のダニエル・デュボア(25=英)の挑戦を、戦時中の母国ウクライナの隣国で受けて立った。
ウシクが2度倒しKOで3冠防衛
序盤、サウスポーのウシクがサイズで劣るも機動力を活かし、ジャブから左ストレートを打ち込み先制。対するデュボアもインファイトを仕掛け、4回にはデュボアが攻勢に出た。すると5回、デュボアの右ボディアッパーが炸裂し、ウシクが苦悶の表情で倒れた。しかし、ローブローの判定で、ウシクには約4分間の休憩時間が与えられた。その後もボディを狙ったデュボアに対し、左ストレートをヒットさせるウシク、試合は終盤戦に突入した。そして8回、ウシクが連打を決めてデュボアからダウンを奪った。続く9回にはウシクが右ストレートをデュボアに決めると、再び倒れたデュボア、立ち上がるもレフェリーは試合をストップ。ウシクが9回48秒KO勝利で、ヘビー級3冠王座防衛に成功した。
5回のデュボアのボディアッパーは、スロー再生ではベルトラインを捉えており、試合後も物議を醸し出しそうな場面となった。
5回のデュボアのボディアッパーは、スロー再生ではベルトラインを捉えており、試合後も物議を醸し出しそうな場面となった。
オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
採点表