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日本スーパーライト級タイトルマッチの前日計量が7日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局が行われた。初防衛戦に臨むチャンピオンの藤田炎村(28=三迫)は63.5kgでクリア。挑戦者の大野俊人(27=石川ジム立川)も63.3kgで、計量を難なくクリアした。
藤田炎村(三迫)63.5kg
暑さ対策も入念に行いながら、調整を続けてきた藤田は「塩分と水分」のバランスを考慮し、トレーナーらのアドバイスを受けながらこの日を迎えた。
倒すか倒されるかの試合が予想されるが、藤田自身は「打ち合いたくない。パンチをもらわなければ、負けはない。自分は打てて、相手は打てない距離。無敵ゾーンを作りたい。ディフェンスが課題」とリラックスした様子で淡々と答えた。
明日は、勤務先の役員も含め、総勢100人以上の応援が、藤田の初防衛戦を見守ってくれる。
大野俊人(27=石川ジム立川)63.3kg
計量後、リラックスした様子で囲み取材に答えた大野は「バッチリです。暑いから落ちやすかった」と体重調整も問題なかったと明かした。
明日挑戦する藤田に関しては「強いチャンピオンだな」と答えたが、この日会った感想を問われても「対面した印象は特にないです」と気負いはなかった。
周囲からの期待を肌で感じている様子だったが、「明日は緊張するかもしれない」としつつも、「今まで通りやってきた」とトレーニングを振り返り、6ラウンドと8ラウンドを中心に、10ラウンドのスパーリングも2度経験したことを明かした。
明日の試合の展望に関する質問には「一方的な試合にはならない。拮抗した試合になる覚悟をしてます」と打ち合いを意識した上で「ディフェンスと攻撃のバランス。結局は気持ち。倒そうと思ってます」と意気込みを語った。