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西日本新人王準決勝(2部)が17日、大阪堺市産業振興センターで行われ、全8試合で熱戦が繰り広げられた。
会場を盛り上げたのは、森岡ジムに所属する田甫吉駿(たほ・ようしゅん/20)と小松直人(19)の2人。2度目の新人王トーナメントに参戦した田甫と小松に話を聞いた。
会場を盛り上げたのは、森岡ジムに所属する田甫吉駿(たほ・ようしゅん/20)と小松直人(19)の2人。2度目の新人王トーナメントに参戦した田甫と小松に話を聞いた。
田甫吉駿(20)が初回KO
田甫は、スーパーバンタム級4回戦で、藤本結磨(18=尼崎亀谷)と対戦。開始から左フックでダウンを奪うと、上下の打ち分けから右ストレートでダウンを追加。最後は、右ストレートで藤本をキャンバスに沈めた。
「いつもより積極的に攻めた」
6戦目で初のKO勝ちを飾った田甫は「最初に倒した左フックは自然と出た。効いているのがわかったので仕留めにいった。これまでKO勝ちをしたことがなかったので、やっぱりうれしいですね」と満面の笑みを浮かべた。
昨年は、西日本新人王決勝戦で敗れており、雪辱の思いが強い。「昨年よりレベルアップした姿を見せたい。(小松選手と)2人で全日本新人王になる」と抱負を語った。
昨年は、西日本新人王決勝戦で敗れており、雪辱の思いが強い。「昨年よりレベルアップした姿を見せたい。(小松選手と)2人で全日本新人王になる」と抱負を語った。
小松直人(19)が倒した!
小松は、スーパーフェザー級4回戦で、木村淳(32=大阪帝拳)と拳を交えた。サウスポー小松が積極的な攻撃を繰り広げるが、木村も真っ向から応戦。2回、小松はコーナーに押し込み左ストレート、右フックをねじ込み攻勢。小松のペースで進んでいたが、3回に木村の左フックを浴びてダウン。お互いにダメージがある中、打ち勝ったのは小松。4回に左ストレートから右フックで木村を前のめりに倒し、試合を終わらせた。
「今年こそ全日本新人王に!」
激戦を勝ち抜いた小松は「相手の左フックは効いた。前の試合で(田甫選手が)倒したのを見て、少し力んでしまった。最後に決めた右フックは、手応えがあった」と試合を振り返った。
2度目の決勝進出を果たした小松は「今年こそは全日本新人王を獲る」と拳を握りしめた。
2度目の決勝進出を果たした小松は「今年こそは全日本新人王を獲る」と拳を握りしめた。
丸田陽七太(26)
後輩の試合を観戦した元日本フェザー級王者の丸田陽七太(26)は「(田甫選手は)最初からイメージしていた通りの試合だった。(小松選手は)良い経験になった試合だと思う。2人ともKOで勝つことができて良かった。自分の試合より同じチームの試合の方が緊張する。ゾクゾクしたし、刺激を受けた」と感想を語った。