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西日本新人王準決勝(1部)が17日、大阪堺市産業振興センターで行われた。第7試合フェザー級4回戦では、眞木健多(24=真正)と大谷謄磨(21=JM加古川拳)が激突。初回から激しい打撃戦を繰り広げた。
決勝戦は、9月10日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館・第2競技場)で行われる。
決勝戦は、9月10日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館・第2競技場)で行われる。
TKO勝ち!
開始から眞木が距離を潰して、左ボディからの豊富な手数で先手を奪うことに成功。長身の大谷は右ストレート、左ボディを返すが、眞木はフィジカルの強さを活かし、ペースを譲らず。2回、眞木はロープに押し込んで、上下のコンビネーションを浴びせると、レフェリーが試合をストップした。
「練習の成果が出た」
会心のKO勝ちを飾った眞木は「相手は身長が高くてアマチュア経験があるので、ボディから攻めていく作戦だった。上手くハマった。練習の成果を発揮することができた」と声を弾ませた。
眞木は、プロボクサーになるために20歳で真正ジムに入門。プロデビュー後は、勝ち負けを繰り返していたが、2023年は2試合連続KO勝ちとメキメキと力をつけている。
眞木は、プロボクサーになるために20歳で真正ジムに入門。プロデビュー後は、勝ち負けを繰り返していたが、2023年は2試合連続KO勝ちとメキメキと力をつけている。
「次も先手を奪って勝つ」
次戦はこの日、勝ち上がった北園龍一(26=グリーンツダ)と拳を交える。眞木は「今日のように先手を奪って勝ち切ります!」と言葉に力を込めた。
右:北園龍一(Gツダ)が勝利
北園は、第6試合フェザー級4回戦で後藤力哉(28=江見)と激突した。ここまで4戦全勝(4KO)の北園が、ジャブから右オーバーハンドを繰り出すが、後藤は冷静にブロック。一進一退の攻防を繰り広げる中、北園がプレスをかけて有効打で上回った。
「このまま勝ち上がる」
5連勝を飾った北園だが「試合に勝って勝負で負けた。後藤選手に対策されていた。スタミナ勝負で勝つことができた。勝ったけど悔しいですね」と笑顔はなかった。
東大阪市役所で働いている北園は、就職から1年後に「ボクシングはずっとやりたいと思っていた。本石昌也会長の話を聞いて、このジムだと思った」とグリーンツダジムに入門。同門で日本フェザー級2位の前田稔輝(26)とは幼稚園からの幼馴染だ。
北園は「眞木選手は強いので、しんどい試合になると思うが、必ず勝ちます」と拳を握りしめた。
西日本新人王フェザー級新人王決勝戦は、関西の名門ジム同士による叩き上げ対決となった。
東大阪市役所で働いている北園は、就職から1年後に「ボクシングはずっとやりたいと思っていた。本石昌也会長の話を聞いて、このジムだと思った」とグリーンツダジムに入門。同門で日本フェザー級2位の前田稔輝(26)とは幼稚園からの幼馴染だ。
北園は「眞木選手は強いので、しんどい試合になると思うが、必ず勝ちます」と拳を握りしめた。
西日本新人王フェザー級新人王決勝戦は、関西の名門ジム同士による叩き上げ対決となった。