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元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(29=ワタナベ)が26日、都内の所属ジムで次戦の発表会見を開いた。ライトフライ級に転級することを決めた谷口は、世界王座陥落からの復帰戦となる次戦、8月5日(土)に後楽園ホールで開催される「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT特別版」で、堀川謙一(43=三迫)とライトフライ級10回戦で対戦する。
ライトフライ級に殴り込み!
会見の席で谷口は、「2階級制覇を目指してく」と大きな目標を打ち立てたが、浮ついた考えはない。8月に対戦する堀川についての質問にも「尊敬するライトフライ級第一線を走ってきた選手。6対4で自分には不利な試合になると思うが、ライトフライ級でも通用するところを見せたい。世界を目指す上で、試金石になる試合になる」と決意を述べた。
東京・五反田ワタナベジム
会見に同席した渡辺均会長は、今年1月の谷口の王座陥落試合に関して「ワンパンチもらったが、事故にあったようなもの」と、切り替えたが、谷口は「流れの中で一瞬の間を作ってしまった。距離や立ち位置を見返している。事故で終わらせては、成長がない」と課題を意識しながら、改善してきたことを明かした。
次戦、成長した姿を見せる!
すでに70ラウンド程度のスパーリングなど、実践形式の練習で試合感は取り戻している谷口は、普段の練習ではトラウマを感じることはないとしつつも、TKOによる黒星を喫しているため、「8オンスのグローブでどうなるか、大っきい関門となる試合になるので超えていきたい」と気持ちを込めた。その上で、国内外の猛者が名を連ねているライトフライ級の世界戦線へ「割り込んでいきたい」と意気込みを語った。
堀川謙一(三迫)
最近はボクシングの試合を解説者として観戦する機会が増えたことで、「知識をインプットするだけではなく、アウトプットすることで、第三者の目を養うことができた」との考えを示した谷口に関して、伯耆淳トレーナーは「ボクシングの幅を持ってる。想像してなかったようなコンビネーションを提案してくる」と、ボクシングIQに舌を巻いたが、堀川の技術力を警戒した。
谷口将隆(29=ワタナベ)陣営