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「VICTORIVA12&DANGANオール4回戦2023 Vol.5」が20日、後楽園ホールで開催され、全12試合で熱戦が繰り広げられた。第12試合東日本新人王ミドル級4回戦では、マッチョパパ一基(34=協栄)と山田健太郎(33=高崎)が対戦した。
初勝利を目指す両者が激しい打撃戦を繰り広げた。
初勝利を目指す両者が激しい打撃戦を繰り広げた。
マッチョパパ一基(協栄)が初勝利!
初回から筋肉隆々のマッチョパパが、ガードを固めながら右オーバーハンドを叩きつけて先制攻撃。続く回も、積極的な攻撃を繰り広げた。サウスポー山田も右アッパー、左ストレートを返すが、マッチョパパが攻勢。4回に右フックを決めたところで、レフェリーが割って入った。
3戦目で掴んだ勝利
3戦目で初勝利を挙げたマッチョパパは「フィジーク(ボディコンテスト※全体的な格好良さ、肉体の美しさを競う競技)の大会で優勝した時とは、比べ物にならないくらいうれしい」と満面に笑みを浮かべた。
27歳から30歳までフィジークの大会に出場していたが、引退すると「格闘技がやりたかったのと、息子に格好いいところを見せたかったので」と30歳で競技を始めて、32歳でプロテストに合格した。
27歳から30歳までフィジークの大会に出場していたが、引退すると「格闘技がやりたかったのと、息子に格好いいところを見せたかったので」と30歳で競技を始めて、32歳でプロテストに合格した。
「目標は全日本新人王」
ここまで連敗しており「最後のつもりで戦った。勝てたので、まだ内田さん(内田洋二チーフトレーナー)や瀬藤会長(瀬藤幹人会長)と一緒にボクシングができる」と喜びに浸った。
この日、同門で日本フライ級王者の永田丈晶(25)がリングサイドで応援。勝利のバトンをつなげた。5歳の長男にも勝利を届けることができて、マッチョパパにとって特別な夜となった。
この日、同門で日本フライ級王者の永田丈晶(25)がリングサイドで応援。勝利のバトンをつなげた。5歳の長男にも勝利を届けることができて、マッチョパパにとって特別な夜となった。