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[試合発表]2023.6.11

六島ジムと3150FIGHTがタッグを結成!

 六島ジムは11日、大阪市内のジムで記者会見を開き、3150FIGHTを手掛ける亀田興毅ファウンダーとタッグを組み、8月5日(土)に大阪市立住吉区民センターで「You will be the Champion 17 feat. 3150 FIGHT」を開催することを発表した。当日は、ABEMAで全試合無料ライブ配信される。

 興行に出場する日本ミドル級王者の国本陸(26=六島)、日本フェザー級18位の山ア海斗(24=六島)が出席し、それぞれ意気込みを語った。
演出面などをサポートしていく
 亀田氏は「全国各地にたくさん興行がある中で、なにかできることで一緒にイベントを盛り上げていければ。選手にスポットを当てて全国、そして世界に認知度を上げていきたい。ボクサーの地位を向上させたい」と意図を説明した。ABEMAでのライブ配信や選手紹介のVTR、演出などをサポートしていく。

 前日に行われた「3150SURVIVAL vol5.vol6」は「3150FIGHTSURVIVAL史上最高の視聴者数を記録した」(亀田氏)と、徐々に浸透しているという。
「一人でも多くのファンを増やしてほしい」
 六島ジムは「ジムを開いて20数年で、世界チャンピオンを一人、日本王者、OPBF王者、WBOアジアパシフィック王者を何人か出しているものの、悲しいかな人気が向上しない。皆日本一というくらい一生懸命に練習はしているが、なかなかマッチしない。北海道のおじいちゃんから沖縄のおばあちゃんまで、ボクサーと言えば亀田を知っている。これはすごいこと。亀田ファウンダーからお話をいただき、手を組ませてもらえるのはありがたいこと。選手は、良いファイトをして、全国に一人でも多くのファンを増やしてほしい」と期待を胸に語ってくれた。
「倒して返り討ちする」
 国本は、同級1位の酒井幹生(29=角海老宝石)を迎えて、2度目の防衛戦に臨む。王座決定戦で拳を交えて以来の再戦となるが、「競った内容ではなく、差をつけて勝ったので、自分としては(再戦する)メリットはないが、ABEMAの配信があるので、モチベーションは高い。今回は倒して勝つ」と返り討ち宣言した。

 セミファイナルでは、日本ミドル級挑戦者決定戦、同級2位の友松藍(28=ワタナベ)と同級4位の中田勝浩(31=井岡弘樹)が行われる。勝者同士が対戦するわかりやすい構図だ。
「テクニックを見てほしい」
 日本フェザー級18位の山ア海斗(24=六島)はスーパーバンタム級8回戦で、OPBF東洋太平洋バンタム級8位のカルロ・デメシーリョ(27=比)と対戦する。ここまで5戦全勝(3KO)で、決定力の高い右ストレートが魅力だ。

 山アは「右に自信があるが、左もしっかりと練習しているので、自分の技術を見せたい」と語った。今年4月に入籍し、気持ちも新たに存在感を示すつもりだ。

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