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[海外情報]2023.6.11

寺地拳四朗への挑戦権を懸けて激突!

 WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級挑戦者決定戦が9日(日本時間10日)、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われ、同級1位のダニエル・マテヨン(35=キューバ)と同級2位のカルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)が拳を交えた。

 初回からカニサレスがプレスをかけて、左フック、右オーバーハンドを好打しペースを掌握。しかし、3回に偶然のバッティングで右眉をカットした。マテヨンは7回に手数を増やして挽回するが、バッティングの反則で、6回と8回に減点。8回終了後に試合がストップ。勝負は負傷判定に持ち込まれ、カニサレスの手が挙がった。元WBA同級王者のカニサレスが、WBA世界スーパー・WBC世界同級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)への挑戦権を獲得した。

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