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初代日本スーパーミドル級王座決定戦、同級1位の野中悠樹(45=渥美)対同級2位の帝尊康輝(30=一力)が10日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催された「3150FIGHT SURVIVALvol.5」セミファイナルで行われた。
節目の50戦目を迎えた45歳野中と、王座返り咲きを目指す帝尊が、新設された日本王座を争って熱戦を繰り広げた。
節目の50戦目を迎えた45歳野中と、王座返り咲きを目指す帝尊が、新設された日本王座を争って熱戦を繰り広げた。
帝尊康輝(一力)が新王者!
サウスポー同士による一戦は、帝尊がジャブを突きながらプレスをかけて、ペースを掌握。野中はサークリングしながら時折、左クロスを返すが帝尊は動じず。ジャブから左ストレートにつなげた。前半終了時の公開採点は48-47×1、49-46×2で帝尊がリード。終盤も帝尊は、ガードを固めながら、ジワリジワリと攻め立てた。最終10回、野中は右フックから左ストレートを決めるが、劣勢を挽回するまでには至らなかった。
「大阪で勝ててうれしい」
新チャンピオンに輝いた帝尊だが、記者会見は行われず。リング上でマイクを握ると「大阪での試合は久しぶりで、タイトルマッチで日本のベルトを巻くことができた。地元でチャンピオンになることができて感謝している」と喜びを口にした。
「ジャブをもらってしまった」
一方、王座に返り咲くことができなかった野中は「相手のジャブを不用意にもらってしまった。もっと攻撃のバリエーションを増やしたかった。トレーナーの指示を100%聞くことができなかった」と冷静に試合を振り返った。
再起を目指したが、痛恨の連敗となってしまった。「ここで勝てないようでは、先は目指せない。今は、今後のことは明言できない」と、進退に関しては言葉を濁した。
再起を目指したが、痛恨の連敗となってしまった。「ここで勝てないようでは、先は目指せない。今は、今後のことは明言できない」と、進退に関しては言葉を濁した。
採点表