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三迫ジムは9日、WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級10位の田中教仁(38=三迫)が、6月28日(水)にタイ・ラヨーンで、王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)に挑戦することを発表した。
田中は、昨年8月にパンヤに挑戦したが、判定負け。再起戦で世界王座に挑む。
田中は、昨年8月にパンヤに挑戦したが、判定負け。再起戦で世界王座に挑む。
「ラストチャンスのつもり」
ダイレクトリマッチに臨む田中は「この度、突然のWBC世界タイトルマッチ挑戦、昨年8月以来の再戦というオファーをいただき、自分としては断る理由は一つもないので、試合をさせていただくことになりました。突然舞い降りたチャンスで、年齢的にもラストチャンスだと思います。ジムも全体的にバックアップしてくれて、最高の練習ができています。ジムや関わってくれるすべての方に感謝して、全力で世界のベルトを奪いにいきます。日本に皆さま、応援よろしくお願いします」とコメントを寄せて、タイトル奪取を誓った。
勝者は暫定王者の重岡優大(ワタナベ)との対戦が濃厚
パンヤは、今年4月に日本で重岡優大(26=ワタナベ)の挑戦を受ける予定だったが、インフルエンザに感染したため中止。重岡は代役のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に勝利し、暫定王者となった。パンヤと田中の勝者が重岡と対戦する流れになりそうだ。
鬼門のタイで歴史的勝利を目指す
田中が勝てば、長谷川穂積氏が持つ35歳9ヶ月の日本男子最年長記録を更新する38歳4ヶ月での世界王座奪取となる。さらに、日本人男子選手のタイにおける世界戦は26敗1分と勝ち星がなく、歴史的勝利に臨む。